歌手の西城秀樹さんが29日、リニューアルした東京・池袋サンシャインシティ噴水広場で行われた「オープニングステージ」イベントに登場。1978年の噴水広場グランドオープン直後のステージにも立ったという西城さんは、イベント終盤に司会から「あの歌を」と代表曲である「YOUNG MAN(ヤングマン)」をリクエストされ、「あの歌ね。野口五郎の歌。郷ひろみの歌」とジョークを飛ばしつつ、一緒に登場したタレントの松本伊代さん、早見優さんらを従え、おなじみの振り付けを交えて披露して会場を盛り上げ、客席からは大きな歓声が湧き起こった。
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2度の脳梗塞(こうそく)を乗り越えた西城さんは、この日、早見さんに支えられてステージに登場。久しぶりの同ステージに「懐かしいね」と話し、82年に同ステージに立ったという松本さんは「“アイドルの登竜門”みたいな場所で、(ここで)できると聞いたときは私も一人前になったなって」と当時を回顧。早見さんも「新曲を出すたびにこちらで披露した。また、このステージに立って感慨深い」と懐かしんでいた。
イベントには、人気子役でフィギュアスケート選手の本田望結(みゆ)さん、ガールズユニット「X21」、男性ダンスボーカルユニット「龍雅」も登場。昨年同所で行われたオーディションを経て、メジャーデビューした「龍雅」のメンバーは、西城さんとの共演に「母のおなかにいたときから西城さんの曲を聴いているので同じステージに立てて光栄です」と感激した様子で語っていた。
噴水広場は、今回のリニューアルで屋内大型商業施設では日本最大級という628インチの大型ビジョンを導入。さらに噴水の増設や3Dサラウンドシステムの採用など、新しいエンターテインメント空間に進化した。5月3~6日には、オープンを記念したさまざまな世代のアーティストによるライブステージも予定している。