USJ:悟空とフリーザがフルCGアニメで対決! 「ドラゴンボールZ」が4Dアトラクションに

「ドラゴンボールZ・ザ・リアル 4-D」のメインビジュアル (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション
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「ドラゴンボールZ・ザ・リアル 4-D」のメインビジュアル (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

 7月1日から「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」(大阪市此花区)でスタートする「ユニバーサル・ジャンプ・サマー」で展開される「ドラゴンボールZ」の4Dアトラクションは、完全オリジナルストーリーで、初のフルCGアニメーションとなることが分かった。開催期間は9月4日まで。

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 同日開催された「15周年 夏 開幕宣言イベント」で発表された。スーパーサイヤ人の孫悟空とフリーザの激突が4Dアトラクションで体験できる「ドラゴンボールZ・ザ・リアル 4-D」は、比類なき戦闘力で復活したフリーザと、スーパーサイヤ人となった孫悟空が、迫力満点の肉弾戦を繰り広げるさまを、髪の毛や瞳の動き、肌の質感まで分かるフルCGで表現。360度の映像だけではなく、衝撃や振動といった特殊効果を交えて、バトルの中に巻き込まれているような体感ができる。また、作品内でおなじみのアイテム「仙豆」をイメージしたチョコレートや、ドラゴンボールを模したくずもちなど、限定グッズやメニューも発売される。

 同アトラクションのプロジェクトリーダーの白井敬義さんは、イベント後の会見で「(原作者の)鳥山明先生の世界観を壊さずに、いかにリアルに体感させるか、一番ベストなのが4Dアトラクションだと感じた」といい、「作品のもともとのアートディレクションがかなりマンガ的なので、リアルな質感にしてしまうことにリスクがあった」と苦労を語ったが「テイストを保ちながらも、リアルなバトルに巻き込まれる体感に落とし込んだ」という。また、数いる敵キャラクターのなかでもフリーザを選んだのは「最も幅広いファンがいて、敵キャラとしての魅力がある。ファンが一番見たい敵キャラ」といい、「強いこだわりを持った方が世界中にいるので、楽しんでいただけると思う」と自信を見せた。

 「ユニバーサル・ジャンプ・サマー」は、マンガ誌「週刊少年ジャンプ」とコラボレートしたイベント。人気マンガの「デスノート」の世界観を再現し、名探偵「L」と協力して謎を解き明かすリアル脱出ゲーム「デスノート・ザ・エスケープ」、「ワンピース」をテーマにしたオリジナルストーリーのショー「ワンピース・プレミアショー2016」などを行う「ワンピース・プレミア・サマー」を実施する。7月1日から9月4日まで開催(「ワンピース・プレミアショー2016」は10月2日まで開催)。イベントでは「ジャンプ」で連載中の人気作品を中心にした展示イベント「ユニバーサル・ジャンプ・エキシビション」も同時開催。作者直筆の原稿や設定資料、トリックアートなどが展示される。

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