松嶋菜々子：3年ぶり連ドラ主演　仕事と家庭の両立に奮闘する女性演じる

　女優の松嶋菜々子さんが、7月スタートの連続ドラマ「営業部長 吉良奈津子」（フジテレビ系）で主演を務めることが20日、わかった。松嶋さんにとって2013年の「救命病棟24時 第5シリーズ」（同）以来、3年ぶりの連続ドラマ主演で、今回松嶋さんは40歳手前で結婚し、出産と育児休暇を経て3年ぶりに職場復帰し、仕事と家庭を両立させるため奮闘する主人公の女性・吉良奈津子を演じる。

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　産後復帰した主人公の奈津子が、次から次へと勃発する問題に正面から向き合いながら奮闘していく姿を描くドラマで、脚本は2014年に放送され人気を集めた連続ドラマ「昼顔～平日午後3時の恋人たち～」（同）などを手掛けた井上由美子さんが担当する。

　松嶋さん演じる奈津子は、広告代理店の売れっ子クリエイティブディレクターだったが、産後職場復帰すると会社の業績悪化や人の入れ替わりなどで状況は一変。クリエイティブではなく営業部に配属される。そこにいたのは全く奈津子を信頼していない“クセモノ”ばかりの部下たちで、仕事が忙しくなればなるほど家族への負担や不満が募り、家庭と仕事の狭間で悩みが増えていく。口うるさい姑の手を借りたくないとベビーシッターを頼むが、その“彼女”の存在が、幸せな家庭が崩壊していくきっかけになっていく。

　私生活同様、家庭と仕事の両立に奮闘する等身大の“アラフォー”女性を演じる松嶋さんは、「私が演じる奈津子は、女性の社会進出、産後復帰、そして家庭と仕事両立など、今の時代を生きる等身大の女性」と話し、「久しぶりにご一緒させていただく井上由美子先生とすてきな共演者の皆様と、たくさんの方に共感していただけるような作品にしていきたい」と意気込みを語っている。

　ドラマは、7月から毎週木曜午後10時放送。