Hey！Say！JUMP・山田涼介：新人男優賞受賞で浅野忠信との思い出語る　

　人気グループ「Hey！Say！JUMP」の山田涼介さんが「第25回日本映画批評家大賞」実写部門の新人男優賞を受賞し、26日に東京都内で行われた授賞式に出席。昨年公開された「グラスホッパー」（瀧本智行監督）で同賞を受賞した山田さんは、「（殺し屋・蝉は）演じたことのない役だったので、初の映画でこの役が務まるのか不安はあったけど、今回名誉ある賞をいただけて光栄」と喜びを表現。今回主演男優賞を受賞した浅野忠信さんとも同作で共演しており、「決闘シーンが終わったあと2人でお風呂に入らせていただき、浅野さんから『山田くんもっと映画に出たほうがいいよ、がんばってほしいよ』と言っていただいた言葉が（心に）残っています」と感慨深げに語った。　
　
　続けて山田さんは、「これから出させていただく映画に、少しでも貢献できる役者になっていきたいと思いますので、これからも応援していただければと思います」とスピーチ。その後、主演男優賞を受賞してスピーチに立った浅野さんは、照れくさそうに笑いながらスピーチの最後に「山田くんもありがとうございます。これからもよろしくお願いします」と返答し、会場を沸かせた。

ウナギノボリ

10年前の朝ドラ「花子とアン」　当時の吉高由里子インタビュー

　また、浅野さんは、昨年の「岸辺の旅」（黒沢清監督）がカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門の監督賞、今年の「淵に立つ」（深田晃司監督）も同部門の審査員賞を受賞と、自身の主演映画が同映画祭の2年連続受賞となったが、今後獲得してみたい賞を聞かれると「各賞を総なめしたいですね」とハイテンションで語り、笑いを誘っていた。

　「日本映画批評家大賞」は、故・水野晴郎さんを発起人として1991年にスタートした映画評論家が選ぶ映画賞。実写部門では、ダイヤモンド大賞は山田洋次さん、吉永小百合さんが受賞。作品賞は「ソロモンの偽証」、主演男優賞は「岸辺の旅」の浅野さん、主演女優賞は「ピースオブケイク」の多部未華子さんが受賞。助演男優賞は「ビリギャル」の伊藤淳史さん、助演女優賞は「駆込み女と駆出し男」の満島ひかりさんが選ばれ、新人賞には藤野涼子さん、山田さん、板垣瑞生さんが選ばれた。