剛力彩芽:7月期ドラマでシェフ役に初挑戦 コックコート姿に「身が引き締まる思い」

7月スタートの連続ドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」でシェフ役に初挑戦する剛力彩芽さん
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7月スタートの連続ドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」でシェフ役に初挑戦する剛力彩芽さん

 女優で歌手の剛力彩芽さんが、7月にスタートする連続ドラマ「グ・ラ・メ!~総理の料理番~」(テレビ朝日系)で主演することが2日、分かった。ドラマは「信長のシェフ」で知られる西村ミツルさん原作のマンガの実写化で、剛力さんは“総理大臣の料理番”として総理官邸に入ることになる天才女性シェフ・一木くるみを演じる。剛力さんが料理人を演じるのは今回が初で、「コックコートに初めて袖を通しましたが、すごく身が引き締まる思いでした。いよいよ始まるんだ、という現実味を帯びてきて、緊張感が高まってきました」と笑顔で語っている。

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 ドラマは、西村さん作、大崎充さん画のマンガ「グ・ラ・メ!~大宰相の料理人~」が原作。支持率低迷を打破するため現・総理大臣の阿藤一郎と、総理大臣秘書官の古賀征二が、「大宰相」と呼ばれた吉田茂総理の時代以来、約70年ぶりに総理が任命する「官邸料理人」の復活を決断。くるみ(剛力さん)は、料理人としての天賦の才を古賀に見いだされ、阿藤総理の料理番として官邸に入り、国家レベルのゲストたちに料理を振る舞っていく……というストーリー。古賀を滝藤賢一さん、阿藤総理を小日向文世さんが演じ、高橋一生さん、新川優愛さん、内藤理沙さんらも出演。また「2013ミス・ユニバース」の日本代表、松尾幸実さんが同ドラマで女優デビューを果たす。

 主人公のくるみは料理のことだけを考え続ける“料理バカ”。天才的な料理の腕がありながら、その若さと率直な性格ゆえに、周囲から敬遠され、居場所を見つけられずにいたくるみが、周囲の反発や嫉妬にも惑わされず、ひたすら料理を追求し、“総理大臣の料理番”として、ひと皿ひと皿にメッセージを込めていく姿などが見どころとなる。

 剛力さんは「くるみはとにかく料理が好きで、周りのことはきっとそんなに気にもしていない、料理だけで自分の思いを伝えたいという気持ちの持ち主。料理でメッセージを伝える、人の心を動かす、ということにすごく長けています」と話し、「彼女のその世界観はすごく大事にしたいですし、くるみが持つ女性ならではの強さ、繊細さ、男性ばかりの中でのカッコ良さなどもうまく表現できたらいいなと思っています」と意気込みを語っている。

 また「お料理はまだまだですが、食べることは大好き」といい、「やっぱり食べることって幸せな気持ちになりますよね。その瞬間って、すごく笑顔にあふれた瞬間だと思うので、そんな幸せな一瞬をこのドラマでもお届けできたらなと思います。おいしそうなお料理もたくさん出てきますし、そしてこの作品を通して、私自身も料理の腕が上がったりしたら最高です!」と目を輝かせていた。

 ドラマは7月から毎週金曜午後11時15分放送(一部地域を除く)。

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