唐沢寿明:「とと姉ちゃん」の個性的衣装に困惑 おかっぱ頭は予定なし

「とと姉ちゃん」の会見に登場した唐沢寿明さん
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「とと姉ちゃん」の会見に登場した唐沢寿明さん

 俳優の唐沢寿明さんが8日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で開かれたNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の会見に登場した。唐沢さんは、生活総合誌「暮しの手帖」の名編集者・花森安治をモチーフとした花山伊佐次を演じており、“武術着”のような役衣装で登場。衣装は花森が着ていたという服をモデルにしているといい、唐沢さんは衣装について「どこかの国の武術な達人ではありません。仕方なくですね……」と戸惑っていた。

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 花山のモチーフとなった花森は、おかっぱ頭やスカートをはくなど個性的なファッションがトレードマークだったというが、唐沢さんがおかっぱ頭になる予定はないという。ドラマを手がける落合将チーフプロデューサーは「実名でドラマを作る場合は似せることもありますが、名前を含めて変えている。珍妙になっても意味がないので、実際のことは気にしていない」と説明し、個性的な衣装について「花山は真面目なことを言っているので、そういうところ(衣装)で、ユニークな面を出している」と話した。

 会見は、主人公・常子が出版する雑誌「あなたの暮らし」の編集部のセットで行われ、常子役の高畑充希さん、経理担当の水田正平役の伊藤淳史さん、常子の妹(次女)・鞠子役の相楽樹さん、同じく妹(三女)・美子役の杉咲花さんも登場した。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子(しずこ)の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。4月4日の初回から80回連続で視聴率20%超えを記録するなど人気を集めている。NHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全156回を予定。

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