小学館の看板マンガ誌「週刊少年サンデー」が13日発売の33号から、紙雑誌と電子書籍を同じタイミングで出す「サイマル配信」を始めることが明らかになった。価格は紙雑誌とほぼ同じ270円(税込み)前後になる見通し。集英社の「週刊少年ジャンプ」、講談社の「週刊少年マガジン」は既にサイマル配信を始めており、これで少年誌の大手3誌が電子書籍化を果たす。
ウナギノボリ
解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
小学館は同日から、無料のマンガサイト「サンデーうぇぶり」(http://www.sunday-webry.com/)を本格的にスタートさせ、過去の名作などで読者を引きつけつつ、若手のマンガ家を積極的に起用して育成する。サンデーの電子書籍配信は、この流れと連動しており、新規読者の獲得が狙いとなる。サンデーはこれまでも雑誌の売り切れ時には一時的に電子書籍を配信していたが、今回からは常態にする。
ライバルの「週刊少年ジャンプ」と「週刊少年マガジン」は、既に専用アプリで配信。それぞれサイマル配信で雑誌を販売すると同時に、過去の名作や、連載中の週遅れのバックナンバーを一定期間無料で掲載している。
現在マンガ業界では、紙の雑誌は伸び悩む一方で、無料で読めることを武器にしたマンガアプリ、マンガサイトが台頭。フィールズ総研の調査によると、ここ1年間で読まれたマンガ媒体は1位こそ「週刊少年ジャンプ」だが、2位はマンガアプリの「comico(コミコ)」、3位が「LINEマンガ」と、女性を中心にデジタルマンガが浸透しつつある実態が明らかになっている。
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