俳優の濱田龍臣さん(15)が、オネエタレントの真境名(まじきな)ナツキさん主演の映画「ハイヒール革命!」(古波津陽監督)の舞台あいさつに登場。映画は真境名さんの半生を描き、映画の中のドラマパートで真境名さんの少年時代を演じた濱田さんは、劇中で女装に初めて挑戦し、「貴重な機会をいただいてうれしかった」と笑顔を見せた。濱田さんは、同じく舞台あいさつに出席した真境名さんから「(女装に)目覚めちゃった?」と冗談を言われると、「まだギリギリ(踏ん張っている)……」と苦笑した。
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「ハイヒール革命!」は、真境名さんが、男性として生まれたが思春期に女性へと生まれ変わり、いかにして本当の自分を手に入れたのかをドキュメンタリー部分と再現ドラマで紹介する……という内容。真境名さんが映画に主演するのは今作が初めて。濱田さんは、真境名さんの“思春期”を描く再現ドラマパート部分に出演している。
真境名さんが「私(の少年時代)を濱田くんが演じてくれるなんて。似ても似つかないのに」と話すと、濱田さんは「いやいやいや……」と恐縮し、「真境名さんの話、すべてが衝撃的でした」と明るい表情で語り、役作りについては「監督に相談したり、女性のスタッフからいろいろ教えていただいた」と振り返った。
舞台あいさつには、古波津監督も出席し「最初は、カツラをかぶって女の子役として現場にいたが、ある段階から女の子になっていった。劇中で、女子たちとバレーボールを楽しむシーンがあるのですが、どこに濱田くんがいるか分からないぐらい溶け込んでいた」と濱田さんの演技を絶賛した。映画は9月17日から全国で順次公開。
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