真田丸:直江兼続役の村上新悟がゆかりの地・雲洞庵に “お館さま”への思い語る

新潟県南魚沼市の雲洞庵を訪れた村上新悟さん=NHK提供
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新潟県南魚沼市の雲洞庵を訪れた村上新悟さん=NHK提供

 NHK大河ドラマ「真田丸」で直江兼続を演じる村上新悟さんが17日、兼続と上杉景勝(遠藤憲一さん)が幼少期に勉学に励んだ雲洞庵(新潟県南魚沼市)を訪れた。村上さんは「450年くらい前、この部屋でお館さま(景勝)とともに勉強をしていたと思うと感慨深いものがあります」と話した。

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 さらに、「雪深いこの地で、たまには雪合戦なんかをしていたのでしょうか。身近に死があった時代に、義に生きたお館さまは、危うい存在だったのではないでしょうか。そんなお館さまを守る兼続が実際にいた場所に来て、空気を肌で感じることができ、これからの演じる上でもとても大切な経験をさせてもらいました」と感慨深げに語った。

 村上さんは真田信尹(さなだ・のぶただ)役の栗原英雄さんと、南魚沼市で17日から開催中の「南魚沼市兼続公まつり」にも登場。村上さんは、兼続について「これまで、(2009年放送の大河ドラマ)『天地人』で妻夫木聡さんが演じられたイメージが強かったと思います。今回の『真田丸』では、いい意味で新しい兼続公のイメージを作れるようにやっていければと思っています。現場はいつも、座長である堺(雅人)さんの柔らかい雰囲気につつまれ、収録はとてもいい空気で行えています」とコメント。

 栗原さんは「今回、歴史にはあまり残っていない人物を演じていますが、ここでしっかり演じて信尹を広く知ってもらえれば。大河ドラマをお茶の間に戻したいという三谷さんの思いを大切にして演じています」と話した。

 「真田丸」は、堺雅人さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿を描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さん、草刈正雄さんらが出演している。放送はNHK総合で毎週日曜午後8時ほか。

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