小倉智昭:「とくダネ!」が放送回数最多に 17年4カ月で無遅刻4452回

同一司会者による全国ネットのニュース情報番組として咲いた放送回数となった「とくダネ!」の小倉智昭さん(中)と、菊川怜さん(左)、フジテレビの梅津弥英子アナウンサー
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同一司会者による全国ネットのニュース情報番組として咲いた放送回数となった「とくダネ!」の小倉智昭さん(中)と、菊川怜さん(左)、フジテレビの梅津弥英子アナウンサー

 小倉智昭さんが司会を務める朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ系)が28日、1999年4月1日の放送開始から数えて4452回を迎え、もっとも長く放送されている同一司会者による全国ネットのニュース情報番組となった。小倉さんは「4452回。考えてみるとすごい回数だと思います。よく自分でも頑張ったと思いますが、不思議と一度も嫌だ、つらいと思ったことはありません。めざましを5個かけて、17年と4カ月、オンエアに臨んできました。ちなみに遅刻は一度もありません」と振り返った。

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 「とくダネ!」は毎週月~金曜日の午前8時~9時50分に放送されている朝の情報番組。1999年4月1日にスタートし、放送開始から現在は18年目に突入している。28日の放送で放送回数は4452回となり、小川宏さんが司会を務めた「小川宏ショー」(1965年5月~82年3月、フジテレビ系)の4451回を上回り、放送回数の最多記録を更新した。

 「小川宏ショー」でリポーターを務めたこともある小倉さんは、「実は、そもそも『小川宏ショー』みたいなワイドショーをやりたいと言ってフジテレビの入社試験を受けて、落ちたんです、僕。巡り合わせに感謝しています」とコメントした。

 とくダネ!について小倉さんは「4452回を迎えるまでには、視聴率で苦しんだ時期もありました」と苦悩を語り、「だからこそ常に緊張感と危機感を持って頑張れた。よく肩の力を抜いてと言いますが、肩の力なんて抜けません」とコメント。また、一番大変だったことに家庭を挙げ「店をやっていた妻とはすれ違いで1週間、顔を全く合わさない時期もありました。この生活も今年で18年目、家を守ってくれた妻には、本当に感謝しています」と話していた。

 今後の目標については「2020年の東京オリンピック。1964年の東京オリンピックの時は高校2年生だった自分が、今度は73歳。『とくダネ!』の司会者としてお茶の間にオリンピックを伝えたいと思っています」と意気込んでいる。 

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