池上彰:辛坊治郎とタッグ 8.6「広島原爆の日」現地から伝える

8月6日に生放送される朝の報道番組「ウェークアップ!ぷらす」に出演する池上彰さん=読売テレビ提供
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8月6日に生放送される朝の報道番組「ウェークアップ!ぷらす」に出演する池上彰さん=読売テレビ提供

 ジャーナリストの池上彰さんが、8月6日に生放送される辛坊治郎さんがメーンキャスターを務める朝の報道番組「ウェークアップ!ぷらす」(読売テレビ・日本テレビ系)に出演することが1日、明らかになった。8月6日は広島に原爆が投下された日。池上さんは、広島から中継出演し、今年5月にオバマ米大統領が広島を訪問した際、大統領と抱き合った被爆者の森重昭さんに、大統領と交わした言葉などを改めて聞く。さらに、大統領が広島を訪問した意義、被爆者が減る中で、現在、広島で起きていることなどを伝える。

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 池上さんは「かつて広島で、被爆者の方々を取材しました。この人たちの多くが、アメリカ大統領の広島訪問を見ることなく世を去りました」と話し「その人たちの無念の思いを、私たちは、どのように受け継ぎ、伝えていくことができるのか。それを考えると責任の重さにたじろいでいます」とメッセージを寄せている。

 辛坊キャスターは「広島・長崎は、取材で、旅で、講演で訪れることが多い場所ですが、その度に実はものすごく緊張しています」といい「この町で一瞬にして失われた十数万人の目が戦後の私たちをどう見ているのか、とても緊張するんです。今回も、尊敬する偉大な先輩・池上さんと“8月6日”を伝えることに、とても緊張しています」とコメントしている。

 番組は、「『広島原爆の日』池上さんが広島から、辛坊キャスターが大阪から“核なき世界”を考える」と題して生放送され、辛坊キャスターが日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の代表委員・坪井直さん(91)を取材した様子も伝える。フリーアナウンサーの森麻季さん、広島テレビの森拓磨アナウンサー、馬場のぶえアナウンサーも出演。8月6日午前8時から放送。

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