アイドルグループ「NMB48」を2月に卒業した、小谷里歩改め“りぽぽ”こと三秋里歩(みあき・りほ)さんが1日、即興お笑いショー「THE EMPTY STAGE 2016 SUMMER」の初日を迎え、ダーツバー&パーティーホール「BENOA銀座店」(東京都中央区)で行われた公開ゲネプロに登場。同ショー2度目の挑戦となる三秋さんは「芸人さんは『何でやねん!』とすぐに突っ込みたくなると思うんですけれど、それを(今回の演目では)全部受け止める。私もマザー・テレサのように全てを受け入れて、みんなと温かい雰囲気で温かい笑いを作っていこうと思います!」と意気込んだ。ショーのリーダーを務めるお笑いコンビ「バッファロー吾郎」の竹若元博さんが「もうすっかりアイドルの面影ないですからね。練習していて、コメディアンの顔!」と語ると、笑顔で「脱ぎ捨てていこうと思います!」と胸を張った。
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「THE EMPTY STAGE 2016 SUMMER」は、「即興」をテーマにした「One-Man Talk Show」(一人しゃべりショー)と、アメリカ最大級のコメディー集団「The Second City(セカンドシティ)」の即興コントメソッドを持ち込んだ「IMPROV SHOW featuring The Second City」(新ジャンルの即興コントショー)の2部構成。台本も筋書きもない即興舞台で、約5分間で身近なシーンやゲームを通して行われるショートコント、ワンマントークという一人しゃべり、30~40分間のお芝居をするロングコントの3種類。観客からその場でお題が出され、即興で演技を行うのが特徴だ。14日まで、全19公演が行われる。
ゲネプロ後の会見には、三秋さん、竹若さんのほか、ワンマントーク初出演となる「トータルテンボス」の大村朋宏さん、同じくショートコントに初参加の「R-1ぐらんぷり」ファイナリストの女性ピン芸人、ゆりやんレトリィバァさんや、元NMB48の高野祐衣さんら、初日出演者も出席した。
大村さんは「本当に僕は初日なんですよ。一人で何かしてください、としか聞いてないので、不安でいっぱいです」と苦笑い。ゆりやんレトリィバァさんは「何から何までお世話になっています」と恐縮しつつ「何が起きるか分からないので、やってる側も楽しませてもらってます」と笑顔で舞台を楽しんでいる様子。高野さんは「今回タレントとして出演してるので、アイドルとして見てほしくない。存在感も、芸人さんより出していきたい」と気合を入れていた。