前野朋哉:森岡龍とM-1初戦突破の実力披露 黒木華笑わせる

漫才を生披露する森岡龍さん(左)と前野朋哉さん=映画「エミアビのはじまりとはじまり」のプレミア上映で
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漫才を生披露する森岡龍さん(左)と前野朋哉さん=映画「エミアビのはじまりとはじまり」のプレミア上映で

 auのCMで一寸法師役に抜てきされ注目されている俳優の前野朋哉さんが18日、東京都内で行われた映画「エミアビのはじまりとはじまり」(渡辺謙作監督)のプレミア上映に共演の森岡龍さん、黒木華さんらと出席。劇中にお笑いコンビ役で出演するダブル主演の前野さんと森岡さんは、実際に先日「M-1グランプリ2016」に参戦し、見事1回戦を突破したといい、この日の舞台あいさつでも2人で漫才を生披露し、黒木さんらを笑わせていた。

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 前野さんと森岡さんはM-1グランプリ2016の1回戦で行ったというネタを披露し、途中、前野さんは張り切り過ぎて唇から血が出てしまう一幕もあった。劇中で2人のマネジャー役を演じた黒木さんは、2人の漫才の出来を聞かれ、「マネジャー的には血を出すとテレビで放送できないので……。でも普通に面白かった。(100点満点中)50点くらい」と笑顔で評価していた。

 映画は、ある日突然相方が死んでしまったお笑い芸人の物語。人気上昇中の漫才コンビ「エミアビ」の“片割れ”、海野(前野さん)がある日突然自動車事故で死んでしまう。残された相方の実道(森岡さん)はマネジャーの夏海(黒木さん)を連れ、海野の車に同乗していた雛子(山地まりさん)の兄・黒沢(新井浩文さん)に会いに行く。黒沢も数年前までお笑いの世界にいた「エミアビ」の先輩であり恩人だった……というストーリー。9月3日公開。

 この日は、山地さん、渡辺監督も登場。2人の漫才の出来を聞かれた山地さんは、「お笑いマニアの雛子としては12点くらい。ちょっとバイオレンスだったので」と話し、低評価を受けた森岡さんは「2回戦、練り直そう……」と肩を落としていた。

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