福山雅治:主演映画「SCOOP!」の新ポスター解禁 糸井重里がキャッチコピー

映画「SCOOP!」に主演した福山雅治さん(左)と、新ポスタービジュアルのキャッチコピーを担当した糸井重里さん(C)2016映画「SCOOP!」製作委員会
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映画「SCOOP!」に主演した福山雅治さん(左)と、新ポスタービジュアルのキャッチコピーを担当した糸井重里さん(C)2016映画「SCOOP!」製作委員会

 歌手で俳優の福山雅治さんが中年パパラッチ役を演じる主演映画「SCOOP!」(大根仁監督)の新ポスターが19日、公開された。ボサボサヘアに無精ひげ姿の福山さんがカメラを持っている姿の脇に「ごめん。馬鹿で悪かったな。」というキャッチコピーがデザインされている。キャッチコピーは、コピーライターの糸井重里さんが担当し、映画を見た後に、福山さん演じる都城静をイメージして書き下ろしたという。糸井さんがキャッチコピーを書き下ろしたのは、2006年公開のジブリの長編アニメ「ゲド戦記」以来、約10年ぶりという。

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 「SCOOP!」は、1985年に劇場公開された原田眞人監督・脚本の作品「盗写1/250秒」が原作。芸能スキャンダルから社会事件までスクープという獲物を追い求める中年写真週刊誌カメラマンと新人記者が、日本中が注目する大事件に巻き込まれていく……という展開。10月1日に公開。

 糸井さんは「ギラッギラのすれっからしに見える映画ですが、案外素直なことのほうが、心に残るのではないかと思いました。B級映画のパロディーみたいな味わいにもなりそうですけどね」とメッセージを寄せている。福山さんは糸井さんのキャッチコピーに「映画を見終わった後にもう一度コピーを読んでみると、ストンと腹に落ちる。その言葉の意味がさらに味わい深くなる」とメッセージを寄せている。

 また糸井さんは、福山さんがレギュラーパーソナリティーを務めるラジオ番組「福のラジオ」(TOKYO FM)にも出演し、初の対談も行った。糸井さんは「(映画は)まるでインディ・ジョーンズみたいな冒険活劇のようでもあり、恋愛映画の要素や社会派の側面もあって、すごく楽しかった」と話し、福山さんの演技について「普段、“撮られる側”の福山さんに“撮る側”を演じさせることが面白いし、福山さんがカメラを持つ所作は、実際に“獲物を狙い撃つ”ハンターとしてのリアリティーを感じました」と語り、福山さんは「本当にうれしい限り」と照れ笑いを見せたという。2人の対談は27日放送の同番組で放送される。

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