10月からスタートする特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの新作「仮面ライダーエグゼイド」に2015年の「第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリに輝いた飯島寛騎(いいじま・ひろき)さんが主演することが決定。主人公の仮面ライダーエグゼイド/宝生永夢(ほうじょう・えむ)はシリーズ初の医師で、若きドクターたちが仮面ライダーに変身し、謎の“ゲームウイルス”と戦うという斬新な設定になることが30日、明らかになった。
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また、仮面ライダーブレイブ/鏡飛彩(かがみ・ひいろ)役で瀬戸利樹(せと・としき)さん、仮面ライダースナイプ/花家大我(はなや・たいが)役で松本享恭(まつもと・うきょう)さん、ヒロインの仮野明日那(かりの・あすな)/ポッピーピポパポ役に松田るかさん、檀黎斗(だん・くろと)役で岩永徹也(いわなが・てつや)さん、九条貴利矢(くじょう・きりや)役で小野塚勇人(おのづか・はやと)さん、パラド役で甲斐翔真(かい・しょうま)さんが出演することも決定。町井祥真(まちい・しょうま)さん、博多華丸さん、野村宏伸さんの出演も分かった。
30日に東京都内で開かれた制作発表会見に出席した飯島さんは「主役ということもあり、最初はすごいプレッシャーを感じたんですが、同時にものすごい喜びを感じました。子供のころから憧れていた仮面ライダーになれるというのは感動でした」とオファーを喜び、「どんなことにもまっすぐなキャラクターです。初めての出演となりますが、これから精いっぱい務めさせていただきますのでよろしくおねがいします」と初々しく意気込んだ。
今回の仮面ライダーは外見も話題になっているが、飯島さんは「斬新だなと思いました。かわいいな、ゆるキャラみたいだなと思いましたね。今までの仮面ライダーっぽくないなとは思いましたね」と告白。アクションにも初挑戦するが、「まあまあ自信あります。運動部に入っていて体動かすことは得意。転ぶシーンや体当たりしたりするシーンとか、ぜひ注目してみてください。バスケと陸上をやってましたね。自信あります」と照れ笑いしつつアピール。「仮面ライダー史上一番記憶に残る作品にしたいと思います」と力強く語っていた。
「仮面ライダー」シリーズ45周年、平成ライダー18作目となる「仮面ライダーエグゼイド」は、人々を守るため、蔓延(まんえん)する謎の“ゲームウイルス”「バグスター」に立ち向かうべく、若きドクターたちが仮面ライダーに変身して戦う姿を描く。ストーリーの舞台は病院。永夢は小児科勤務の研修医で、天才ゲーマーとしての顔も持ち、明日那から手にした変身ベルト・ゲーマドライバーで仮面ライダーエグゼイドに変身する。
また、仮面ライダーエグゼイドは、レベル1の姿でゲームウイルス・バグスターに侵された人々を救う。レベル2にレベルアップすると、実体化したバグスターと戦う。バトルシーンでは、ゲームで見られるようなビジュアル効果が盛り込まれるといい、バトルゲームのようなヒット演出、ゲージ、武器のボタン操作などが映像として登場する。
アニメ「ルパン三世 イタリアン・ゲーム」やドラマ「エンジェル・ハート」の高橋悠也さんが脚本、「動物戦隊ジュウオウジャー」などのスーパー戦隊シリーズの中澤祥次郎さんらが監督を担当。三浦大知さんが主題歌「EXCITE」を歌うことも明らかになった。
「仮面ライダーエグゼイド」は、10月から毎週日曜午前8時に放送。
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