高畑充希さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「とと姉ちゃん」は、第24週「常子、小さな幸せを大事にする」を放送。15日の第142回では、赤羽根（古田新太さん）は「『あなたの暮し』の試験は、ただのアラ探しだ」と叫び、消費者が欲しがるから安い商品を提供しているだけで、買ったあとの責任は消費者にあると主張する。常子（高畑さん）と花山（唐沢寿明さん）は、家族を思う立場なら、安全な製品を作ることが一番大切と反論し、決定的な事実を公表する……。

あなたにオススメ

2027年大河ドラマ主人公・小栗忠順とは？　近代日本に欠かせない人物

　「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」創業者の大橋鎭子（しずこ）の軌跡をモチーフとしたドラマ。11歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子が浜松から上京し、女性向けの雑誌を創刊。高度経済成長期を生きる女性に支持されていく……というストーリー。

　第23週「常子、仕事と家庭の両立に悩む」は、「あなたの暮し」へのいやがらせが続く中、星野（坂口健太郎さん）は転勤の内示を受ける。仕事に懸命に取り組む常子に明かせずにいた星野だったが、息子の大樹（荒井雄斗君）が学校でいじめられていることを知り、転勤を決意、常子へ別れを告げる。仕事に生きると決めた常子は、三種の神器の一つ、洗濯機の試験を始めるが、新聞記者の国実（石丸幹二さん）の企てで、全国紙にも商品試験の公平性を問う記事が掲載され、しかも社員が情報を漏らしたことを明かされる……という展開だった。