石黒賢:織田裕二主演ドラマで再びバトル やり手のCMクリエーティブディレクター役に    

「IQ246~華麗なる事件簿~」に出演する石黒賢さん(右)、織田裕二さん(C)TBS
1 / 1
「IQ246~華麗なる事件簿~」に出演する石黒賢さん(右)、織田裕二さん(C)TBS

 俳優の石黒賢さんが、織田裕二さん主演で10月スタートのドラマ「IQ246~華麗なる事件簿~」(TBS系)の第1話メインゲストとして出演することが21日、明らかになった。石黒さんと織田さんは、1993年にフジテレビで放送された「振り返れば奴がいる」で初共演しており、今作が4度目の共演。石黒さんは、織田さん演じるIQ246の法門寺沙羅駆(ほうもんじ・しゃらく)と火花を散らすCMクリエーティブディレクター・早乙女伸を演じる。織田さんは「石黒さんと初共演した『振り返れば奴がいる』の時は、彼(石黒さん)がとてもいい人の役柄で、僕がどちらかというと悪い人の役柄でしたが、今回はお互いあの時とはまた全然違う役柄で、闘いあう設定が楽しみです」とコメントしている。

ウナギノボリ

 ドラマは「あー、暇だ暇だ。どこかに私が解くに値する謎はないものか」が口ぐせで、ありとあらゆる学問を研究し、中でも犯罪研究に力を入れてきた家系だが、時の権力者から存在を隠されてきた法門寺家の89代目当主の法門寺沙羅駆が、さまざまな難事件を解決していくオリジナルミステリー。法門寺家当主を護衛する刑事役で土屋太鳳さん、沙羅駆の執事役でディーン・フジオカさん、変わり者の法医学専門医監察医役で中谷美紀さんも出演する。プロデューサーは「ビューティフルライフ」(TBS系)、「SPEC」シリーズ(同)などの植田博樹さんが務める。 

 石黒さんは「織田さんはすごく芝居に対して真面目な人なので、一緒に芝居をするのが楽しいです」と話している。さらに、「すでに撮影に入っている他の出演者の方はもうお分かりだと思いますけど、彼は真面目がゆえに昔から現場でいきなりせりふ合わせをし始めるんです。いきなり自分のせりふ言い出すので、じゃあ一緒にやらないと申し訳ないなあと、僕はそんな彼に慣れているので合わせてます(笑い)」と“盟友”らしいコメントを寄せている。

 また、織田さんは「撮影に入って、彼の演じるクレバーな早乙女伸に沙羅駆はいじめられてます(笑い)。相手に不足なしです」とやる気十分。さらに「芝居には緊張感が必要だと思いますが、2人とも大人になりましたから、緊張感だけじゃない、ゆとりみたいなものがちょうどいい具合に出たらいいなと思っています」と語っている。同ドラマの植田博樹プロデューサーは「調べたら、あの対決から23年もたつそうですが、今でも、あのヒリヒリとした対決が鮮やかによみがえります。大人の方にはそんな楽しみ方も含めて、今回の2人のバトルをお楽しみください」とアピールしている。

 第1話は、沙羅駆がやり手CMクリエーティブディレクターの早乙女と偶然知り合い、共通の知人宅で優雅な食事を楽しむが、そんなときに早乙女の会社に強盗が入り、部下が命を落としたと連絡が入る。しかし沙羅駆の脳には微かな疑問が……という内容。ドラマは「日曜劇場」枠で10月16日から毎週午後9時に放送。初回は20分拡大版。

テレビ 最新記事