注目アニメ紹介:「タイガーマスクW」 34年ぶりの新作アニメ 2人のタイガーに注目

「タイガーマスクW」のビジュアル (C)梶原一騎・辻なおき/講談社 (C)テレビ朝日・東映アニメーション
1 / 5
「タイガーマスクW」のビジュアル (C)梶原一騎・辻なおき/講談社 (C)テレビ朝日・東映アニメーション

 正義の覆面プロレスラーとして知られる「タイガーマスク」の新作「タイガーマスクW」が、1日深夜からスタートする。34年ぶりの新作アニメで、新日本プロレスの全面協力のもと、オカダ・カズチカさんや棚橋弘至さんら実在のプロレスラーもキャラクターとして登場する。

ウナギノボリ

 「タイガーマスク」は、梶原一騎さんと辻なおきさんのプロレスマンガが原作で、新作アニメは東映アニメーションの創立60周年記念作品となる。

 主人公は東ナオトと藤井タクマ、2人の若きプロレスラーで、彼らは小さなプロレス団体「ジパングプロレス」の練習生だった。ところがジパングプロレスは悪質なプロレス団体「GWM(グローバルレスリングモノポリー)につぶされてしまった。GWMの背後には、かつて悪役レスラー育成のほかに数々の悪事を働いた組織「虎の穴」の存在があった。

 報復のため、2人は別々の道を歩む。ナオトは富士の裾野で訓練を受け、「新タイガーマスク」となる。一方タクマは、あえて虎の穴に入り「タイガー・ザ・ダーク」となってGWM内部からつぶそうとする。ナオトを見込んでタイガーマスクのマスクを受け継がせる役として、旧作に登場した初代タイガーマスク・伊達直人の友人・高岡拳太郎も登場する。

 東ナオト役は「迷家-マヨイガ-」などの八代拓さん、藤井タクマ役は「あまんちゅ!」などの梅原裕一郎さん。三森すずこさんや森田成一さんも出演する。高岡拳太郎は、旧作と同じ田中亮一さんが約50年ぶりに演じるのも注目だ。「プリキュア」シリーズなどの東映アニメーションがアニメを制作する。テレビ朝日で放送される。

写真を見る全 5 枚

アニメ 最新記事