1968~71年に連載された梶原一騎さん原作、辻なおきさん作画のマンガ「タイガーマスク」が、イタリアで実写映画化されることが分かった。ローマに本拠地を置くFabula Pictures、ミラノに本拠地を置くBrandon Boxが共同で制作し、原作の出版元である講談社が共同でプロデュースする。物語に国際的な要素を加えた、イタリアと日本を舞台にした映画になるという。
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Fabula Picturesの共同CEOのマルコ・デ・アンジェリスさん、ニコラ・デ・アンジェリスさんは「この野心的なプロジェクトを発表できることを誇りに思います。私たちは、イタリア国内だけでなく、全世界の観客を魅了できるユニバーサルな物語を探し求めてきました。このBrandon Box、講談社とのパートナーシップは、私たちの会社にとって非常に重要なステップです とコメント。
Brandon BoxのCEのアンドレア・スガラヴァッティさんは「Brandon Boxにとって、日本のマンガとアニメは重要なルーツの一つです。私は、幼少の頃から『タイガーマスク』をはじめとする日本の物語が大好きで、共に青春時代を過ごし、成長してきました。私にとって大切な作品である『タイガーマスク』を、Fabula Pictures、講談社と共に新たな実写映画としてプロデュースできることは、私たちにとって最高の冒険になると確信しています」と話している。
講談社のライツ・メディアビジネス局長の高見洋平さんは「『タイガーマスク』 は強くて格好いい不滅のヒーローとして、日本とイタリアの両国において長く愛され続けてきた作品です。Fabula Pictures、Brandon Boxという強力なクリエイティブ・パートナーと共に、新たなタイガーマスクを世界中の観客に届けられる日を楽しみにしています」とコメントを寄せている。
同作は、1969年にテレビアニメ化され、1981~82年に「タイガーマスク二世」も放送された。2013年にはウエンツ瑛士さん主演で実写映画化された。
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