ライス:9代目キングの栄冠 「お仕事くれ~い」で流行語大賞狙う?

「キングオブコント2016」で9代目キングに輝いた「ライス」
1 / 1
「キングオブコント2016」で9代目キングに輝いた「ライス」

 田所仁さんと関町知弘さんによるお笑いコンビ「ライス」が2日、コント日本一を決める「キングオブコント2016」(TBS系)の9代目キングの座を勝ち取り、TBS(東京都港区)で行われた会見に登場した。会見では「お仕事くれ~い」と、同大会で披露した語尾に「くれ~い」を付けるネタをアレンジして披露。関町さんは「1個目(のネタ)が終わった後、次のネタの準備していたときに松本(人志)さんが使ってくれていた。(それを見て)あれ、流行語大賞あるんじゃないかなと……」と冗談交じりに語り、「子供から大人までまねしてくれれば可能性あるんじゃないかと。だから皆さん、大きく取り上げてくれ~い」と続けて笑いを誘った。

ウナギノボリ

 「ライス」は、2003年結成でよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。初の決勝進出で優勝を勝ち取った。関町さんは、会見で優勝の心境を聞かれると「うれしいです! 本当にうれしくて、夢の国にいるみたいな。すごいフワフワした気持ちです。感無量ですね」と喜びのコメント。田所さんは「優勝の瞬間は実感が湧かなかったんですけれど、ようやくちょっとずつ実感湧いてきた」と心境を語った。今後出たい番組を聞かれた関町さんは「見せたことないネタもいっぱいあるので、ネタ番組は出たいですね。バラエティー番組は通用するのかどうか興味あるので、出ていけたら」と意欲を見せた。田所さんが「(コンビ名が)ライスだからグルメ番組」とおどけると、関町さんも「お米のCMとか」と続けて笑いと取っていた。

 「キングオブコント」は、2008年から毎年行われているお笑いコンテストで今回が9回目。今年は2510組がエントリー。決勝には「しずる」「ラブレターズ」「かもめんたる」「ジャングルポケット」「ジグザグジギー」「かまいたち」「ななまがり」「だーりんず」「タイムマシーン3号」「ライス」の10組が出場した。「ダウンタウン」の松本人志さん、「さまぁ~ず」の大竹一樹さんと三村マサカズさん、「バナナマン」の設楽統さんと日村勇紀さんの5人が審査員を務め、MCを「ダウンタウン」の浜田雅功さんが担当した。

テレビ 最新記事