橋本愛:母娘役で初共演・宮崎あおいの“手”に感激の涙

映画「バースデーカード」の完成報告会見に出席した宮崎あおいさんと橋本愛さん(右)
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映画「バースデーカード」の完成報告会見に出席した宮崎あおいさんと橋本愛さん(右)

 女優の橋本愛さんが6日、東京都内で行われた主演映画「バースデーカード」(吉田康弘監督)の完成報告会見に共演の宮崎あおいさんらと出席。今回、母娘役で初共演した宮崎さんについて、橋本さんは「設定上、一緒にお芝居することがほとんどなく、たったの1シーンだけ」だったと明かし、「そのシーンがすごく好きで、初めて近距離で、“母”と向き合ったときに宮崎さんの手が印象に残っていて、すごくきれいで、大きな愛情を感じる手をされているなと。その姿を見て自然と涙が出てくるような感動があった」と振り返った。

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 映画は、毎年届くバースデーカードに書かれたメッセージを通して亡くなった母親と残された家族との絆や深い愛情を描いた感動作。バースデーカードを通じて成長していく主人公・紀子を橋本さん、紀子が10歳のときに亡くなった母・芳恵を宮崎さん、紀子の父・宗一郎をユースケ・サンタマリアさん、弟・正男を須賀健太さんが演じる。22日公開。

 橋本さんは配役を知った時の感想を「宮崎さんの名前聞いた時に、会えないじゃないかと思って悔しかった」と苦笑交じりに告白。一方、宮崎さんは橋本さんについて、「私がこの映画で好きなシーンは橋本さんとユースケさんの親子げんかのシーンで、そのときの橋本さんの瞳から10代後半特有の“揺れ”みたいなものを感じられて。実際に面と向かってお芝居してその揺れみたいなものを感じてみたかった」と語っていた。

 会見にはユースケさん、須賀健太さんと同作の主題歌を担当した木村カエラさんも出席。須賀さんが「実は“お母さん”の宮崎さんとは同じシーンがなかったので、今日すごく緊張していて……」と明かすと、宮崎さんは「私は(会えて)うれしい。4人家族だったよなって懐かしい気持ちというか。自分の息子役だったのに会うことが全然できなかったので、もっといろんなことを共有したかったなって」と笑顔で語っていた。

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