ちびしかくちゃん:「ちびまる子ちゃん」のセルフパロディー連載開始 意地悪“だまちゃん”登場

さくらももこさんの新作「ちびしかくちゃん」の扉絵 (C)M.S/集英社
1 / 1
さくらももこさんの新作「ちびしかくちゃん」の扉絵 (C)M.S/集英社

 さくらももこさんの人気マンガ「ちびまる子ちゃん」のセルフパロディーマンガ「ちびしかくちゃん」が、19日発売の青年マンガ誌「グランドジャンプ」(集英社)22号から連載を始めた。第1話「しか子、だまちゃんとケンカする」の巻では、わずか10分遅刻しただけのしか子を、「だまちゃん」が「何分待たせりゃ気が済むんだよ このバカ」とののしる。「ちびまる子ちゃん」では見られない衝撃の場面から始まる。

ウナギノボリ

 「ちびしかくちゃん」は、2015年にさくらさんの新作ショートマンガ「まんが倶楽部(くらぶ)」の第1話として掲載され、そのインパクトのある内容から話題となった。おなじみの「ちびまる子ちゃん」の「まる子」も四角いキャラクター「しか子」になる。親友の「たまちゃん」は意地悪な「だまちゃん」、「永沢くん」はもっと口が悪くなる「永ざわくん」、「藤木くん」は本当にひきょうな「藤水くん」になるなど、「ちびまる子」ちゃんとは似ているようで全く異なる内容になるという。

 ◇グランドジャンプ編集部

 「ちびしかくちゃん」の主人公・しか子は、グランドジャンプでの連載「まんが倶楽部」で描かれているうちに、動いてきたキャラクターだそうです。まる子よりもしたたかさに欠けるしか子を「がんばれ!しか子!!」と心の中で応援しながら執筆されています。

 そんな中、しか子への愛情がどんどん膨らんで、さくらプロダクションさんの公式ホームページでもこっそりまる子に並んでイラストを使用されています。

なかなか世知辛い人間関係に囲まれてしまったしか子に、いつか平和な日が訪れるよう、皆さん応援よろしくお願いいたします!!

アニメ 最新記事