Ado:「ちびまる子ちゃん」OP「おどるポンポコリン」歌う 6年8カ月ぶり歌唱アーティスト変更

Adoさんがアニメ「ちびまる子ちゃん」のオープニング主題歌「おどるポンポコリン」を担当する(c)さくらプロダクション/日本アニメーション
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Adoさんがアニメ「ちびまる子ちゃん」のオープニング主題歌「おどるポンポコリン」を担当する(c)さくらプロダクション/日本アニメーション

 歌手のAdoさんが、さくらももこさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「ちびまる子ちゃん」(フジテレビ系、日曜午後6時)のオープニング主題歌「おどるポンポコリン」を担当することが明らかになった。「おどるポンポコリン」は、「B.B.クィーンズ」の楽曲で、1990年の放送開始当時は、エンディング主題歌だった。社会現象となるヒットを記録し、その後はオープニング主題歌として「ManaKana & 泉谷しげる」、木村カエラさん、「E-girls」「ゴールデンボンバー」など多くのアーティストによってカバーされてきた。2019年4月からは「ももいろクローバーZ」がカバーした同曲がオープニング主題歌となったが、約6年8カ月ぶりに歌唱アーティストが変更され、Adoさんが担当することになった。12月28日の放送から変更になる。

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 Adoさんは「私の大好きな『ちびまる子ちゃん』 、しかも『おどるポンポコリン』を歌うことができて、本当に本当にうれしい気持ちです。私は幼い頃から『ちびまる子ちゃん』を見てきたので、大人になった今、こうして『ちびまる子ちゃん』の『おどるポンポコリン』を歌うことができて本当に幸せでいっぱいです」と喜んでいる。

 「『おどるポンポコリン』を歌うにあたって、歌詞だったり、 『ちびまる子ちゃん』という作品や、さくらももこさんの楽しげというか、まるちゃんのキャラクターの、まさにピーヒャラピーヒャラな感じを歌唱でそのまま表現できたら、もっと面白いんじゃないかなと思って、『おどるポンポコリン』のB.B.クィーンズさんをリスペクトし、誰かにとっては、懐かしいなと思いながら聴いていただけるような『おどるポンポコリン』になったんじゃないかなと思っています」とコメント。

 「私は本当に『ちびまる子ちゃん』が大好きで、もう覚えている回なんていっぱいありますが、まるちゃんが一人で海外に行ってプサディーと友達になる回も好きですし、あとは、チーチキンの回も大好きですし、“おとし玉”を“おとーむ”って書いちゃう回や、花輪くんが自分の執事に“おとし玉”って書かせるなど、その流れも含めて好きですし……、本当に話せばきりがないほど…本当にいっぱい、いっぱい、大好きな回があります。こうして自分がアニメのオープニングを歌わせていただけてとってもうれしいです。『ちびまる子ちゃん』のファンの皆さんも、さくらももこさんのファンの皆さんにとっても、私のファンの皆さんにとっても、懐かしくて楽しくて面白い、そんな『おどるポンポコリン』になっていたらうれしいなと思っております!」と話している。

 フジテレビアニメ制作部の竹枝義典プロデューサーさんは「『ちびまる子ちゃん』は、2026年1月にアニメ化から36年目を迎えます。そしてこの度、35周年目を締めくくる最後の放送回で『おどるポンポコリン』の歌唱アーティストがAdoさんにバトンタッチされます! Adoさんの高い表現力とパワフルな歌声による『おどるポンポコリン』をぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。また、オープニング映像は“ビート”をコンセプトに、Adoさんのライブステージを意識した映像になっています。明るく楽しくリズム感に乗れるオープニングになっていますので、ぜひご期待ください!」とコメントを寄せている。

 「ちびまる子ちゃん」は、静岡県清水市(現・静岡市清水区)を舞台に、小学3年生のまる子の家族、友人との日常を描いたマンガ。1986年に「りぼん」(集英社)で連載を開始した。

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