世界3大ビューティーコンテストの一つ「2017ミス・インターナショナル」の日本代表選出大会が25日、東京都内で開催され、東京都出身でセラピストの筒井菜月(つつい・なつき)さん(23)が日本代表に選ばれた。同大会に向けて、筒井さんは「ミスコンの盛んなフィリピンに行って、半年間トレーニングをしてきました」と語り、体重7キロ落とし、体脂肪も23%から12%に落として本番に臨んだことを明かした。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
筒井さんは、1993年9月3日生まれ。高校卒業後、フィリピンに語学留学。その後、ワーキングホリデーでオーストラリアに渡り、セラピストとして働いていたが、同大会に参加するために、再びフィリピンに戻って半年間ミスコンのためのトレーニングに励んだという。
「毎日8時間のトレーニングを行っていました。ボディーメークに関しては、1日3時間ジムに通い、毎晩夜の8時から11時まで、15センチのハイヒールを履いて中腰でお尻を振りながら何キロも歩く“ダックウオーク”を行っておりました。ヘアメークもミスにふさわしいものを研究してまいりました」と同大会に向けての並々ならぬ準備を明かし、「英語についてはまだ勉強中ですが、世界大会に向けてもう一段階上の英語力を身につけたいです」と意欲を見せた。
尊敬する女性に自身の母親を挙げ、「私は母子家庭で、朝から晩まで働く母の姿を見て育ちました。女性が自立し、社会で働くことの尊さ、そしてどんな大変なときでも笑顔を忘れず前向きに生きるすばらしさを学びました。私は母のようにいつでも前向きな気持ちで周りへの感謝を忘れない人を目指したいです」と語った。
将来の夢は「ゲストハウスの経営」で、フィリピンでのボランティア活動の経験から「社会的に弱い立場の方々、なかなかお仕事が見つからない方々に対して働ける場所を提供し、自立支援を行いたいと思います。ゲストハウスは、海外からたくさんの方が訪れる場所なので、日本の繊細な気配りや思いやりの精神でおもてなしをして、日本を好きになってもらえるきっかけにしたい」と話していた。
ミス・インターナショナルは、ミス・ワールド、ミス・ユニバースに並ぶ世界3大ビューティーコンテスト。17年の準ミスには、神奈川県出身で法律事務所秘書の村上麻衣(むらかみ・まい)さん(25)、兵庫県出身でモデルの福井千聖(ふくい・ちさと)さん(25)、東京都出身で大学生の文室理恵(ふみむろ・りえ)さん(21)、東京都出身で大学生の大倉由莉(おおくら・ゆり)さん(22)の4人が選出された。
また16年の世界大会は、27日に東京ドームシティホール(東京都文京区)で開催される。