マンガ新連載：「不滅のあなたへ」　「聲の形」作者がファンタジーに挑戦

　雑誌やウェブで始まった注目作を取り上げる「マンガ新連載」。劇場版アニメも人気の「聲の形」の作者・大今良時さんの新連載「不滅のあなたへ」が、9日発売の「週刊少年マガジン」（講談社）50号で始まった。

ウナギノボリ

「光る君へ」より昔！　最も古い時代の大河ドラマは？　1976年「風と雲と虹と」のあらすじ

　第1話「最後のひとり」は、ありとあらゆるものの姿を写し取り、変化することができる謎の「球（きゅう）」が、世界に投げ入れられると、まず石の姿になり、暖かくなるとコケとなり、そして、その地に雪が降り始め、やって来たレッシオオカミが力尽きた後に、オオカミの姿になり……というストーリーだ。

　◇講談社　週刊少年マガジン編集部　篠原健一郎さん

　「不滅のあなたへ」は、“それ”が刺激を求め永遠の旅に出る物語です。大今さんは本作を「子どものころに描きたいと思っていた物語が基になっているお話だ」と言っていました。言われてみると確かに「不滅のあなた」の原稿からは、想像力を膨らませ、まだ見ぬ刺激的な世界を思い描いていた、子ども時代の大今さんのワクワクが伝わってくるようです。“それ”はこの先、世界のどんな喜びや悲しみと出会い、そして別れるのでしょうか。私自身もこれからこの物語がどこに到達するのか、とてもワクワクしながら担当させてもらっています。

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