フリクリ:初の資料集が発売 現存資料を一挙掲載

「フリクリ」の資料集「フリクリ アーカイブス」の表紙(C)1999 I.G/GAINAX/KGI
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「フリクリ」の資料集「フリクリ アーカイブス」の表紙(C)1999 I.G/GAINAX/KGI

 2000~01年にOVA(オリジナル・ビデオ・アニメ)として発売されたアニメ「フリクリ」の初の資料集「フリクリ アーカイブス」(スタイル)が22日に発売される。同作に参加したスタッフが公式に描いたイラスト、キャラクター、メカ、小道具、美術の線画設定など制作会社に現存するものをすべて収録。鶴巻和哉監督やキャラクターデザイン、ビジュアルコンセプトの貞本義行さんらによるデザインラフ、美術ボード、企画書も掲載される。B5判、248ページで価格は2000円(税抜き)。

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 同書と廉価版ブルーレイディスクボックスの発売を記念して、16日に阿佐ヶ谷ロフトA(東京都杉並区)でトークショー「第123回アニメスタイルイベント アニメ様とサムシング吉松の酔っ払いトークPART6 てんちょさんと『フリクリ』を語ろう」が開催される。「アニメスタイル」の小黒祐一郎編集長、アニメーターでマンガ家のサムシング吉松さんのほか、ゲストとして「フリクリ」を手がけた佐藤裕紀プロデューサーも登場し、裏話を語る。イベントでは同書が先行販売されるほか、Tシャツやバッジなどのグッズの販売も予定している。

 「フリクリ」は、プロダクションI.Gとガイナックスが制作したアニメで、鶴巻さんの初監督作品。続編が制作されることも話題になっている。

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