冨田勲さん:未完の遺作「ドクターコッペリウス」の裏側とは… 初音ミク、ダンサー、オーケストラが共演

冨田勲さんの「ドクター・コッペリウス」の制作の過程を追うドキュメンタリー番組「NEXT 未来のために 亡き師にささぐレクイエム~冨田勲 ラストコンサート~」の一場面=NHK提供
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冨田勲さんの「ドクター・コッペリウス」の制作の過程を追うドキュメンタリー番組「NEXT 未来のために 亡き師にささぐレクイエム~冨田勲 ラストコンサート~」の一場面=NHK提供

 今年5月に84歳で亡くなった音楽家・冨田勲さんが、亡くなる直前まで実現に向けて執念を燃やしていたというコンサート「ドクター・コッペリウス」の制作の過程を追うドキュメンタリー番組「NEXT 未来のために 亡き師にささぐレクイエム~冨田勲 ラストコンサート~」がNHK総合で17日、放送される。

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 「ドクター・コッペリウス」は、初音ミクが、オーケストラをバックに生身のダンサーと踊る作品で、あらすじと音楽の大半は完成していたものの、演出などは手つかずの部分も残されていたという。冨田さんを慕う若き仲間たちが、手探りでコンサートを作り、11月にBunkamuraオーチャードホール(東京都渋谷区)で上演された。番組では、冨田さんが人生の最期に込めようとした思いを探る。

 番組はNHK総合で17日午後5時半に放送。

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