TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。
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人気シリーズの最新作「龍が如く6」(PS4、セガゲームス)が貫禄の1位を獲得。ただ本数的にはスロースタートという印象です。今回初めてPS4単独での発売となりましたが、ファンのPS4への移行はまだまだ進んでいないということかもしれません。逆にいえば伸びしろがあるともいえますね。
子供に人気の大ヒットシリーズの最新作「妖怪ウォッチ3 スキヤキ」(3DS、レベルファイブ)がダントツでしょう。今週末に映画が公開されることもあって、予約も絶好調で、品薄必至の情勢です。続くのは「サガ スカーレット グレイス」(Vita、スクウェア・エニックス)と予想。往年の名作の流れをくむ話題作で、冬休み向けのタイトルとしても期待。3位以下には「スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS」(3DS、任天堂)、「ポケットモンスター サン・ムーン」(同、ポケモン)あたりが入りそうです。
◇ランキングは次の通り(5~11日・TSUTAYA調べ・限定版含む)
1位 龍が如く6(PS4)
2位 ポケットモンスター サン(3DS)
3位 ポケットモンスター ムーン(3DS)
4位 スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS(3DS)
5位 人喰いの大鷲トリコ(PS4)
6位 ファイナルファンタジー15(PS4)
7位 Miitopia(3DS)
8位 ウォッチドッグス2(PS4)
9位 ぷよぷよクロニクル(3DS)
10位 SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス(Vita)
松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー
「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。
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