松岡修造:小学生相手に熱血授業 自身の子育てには苦戦?

「修造アンサー!! こまったきみの、なやみ解決」刊行記念イベントに登場した松岡修造さん
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「修造アンサー!! こまったきみの、なやみ解決」刊行記念イベントに登場した松岡修造さん

 テニスプレーヤーで解説者の松岡修造さんが18日、東京都内で行われた児童書「修造アンサー!! こまったきみの、なやみ解決」(学研プラス、税抜き1100円)の刊行記念イベントに登場。「松岡修造スペシャル授業 『おしえて!修造さん』」と題して、同書を購入した小学生25人に、同書の思いを熱烈に伝え、それぞれの悩みに答えた松岡さんだったが、自身の教育法は「自分の子供にはなかなかできない。自分でコントロールできない」といい、「うちの子供たちは、(会う人に)『いいお父さんね』と言われると、『みんなだまされてるな』って言ってます」と苦笑いした。

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 自身の子育てについて「俺は父親失格」という松岡さん。「自分の子供だと冷静ではいられなくなるから、感情で怒って、普段では絶対言わない『何でできないんだ』とか、NGワードを言っちゃう」といい、「子供に『嘘ついてるじゃん』と言われると『確かにね』と思う。でも俺は俺なりにやってるんだ! そういうのがウザイんでしょうね……」と肩を落とした。

 「修造アンサー!! こまったきみの、なやみ解決」は、松岡さんが小学生の悩みに熱血アドバイスする児童書。全国の小学生からのアンケートで、「友だちにやさしくしてあげても、意味ないのかな」「お金持ちになったら、幸せなんだよね?」など、リアルな質問をピックアップし、子供たちの心の「もやもや」のひとつひとつに、松岡さんが真剣に答えている。松岡さんは「(子供相手にテニスの)合宿とかやっていると、親の思いを伝えてあげるのが一番効きますよね」と、実体験から発見した子育てのコツを披露。自身の子供たちには「(思いは)伝わっているとは思いますよ。感情で思いっきり叱っちゃっていきすぎたときもありますが、(なぜ怒ったのか)それを子供たちとの交換日記に書いて(伝える)」と実戦した方法も明かし、「基本的には一方通行ですが、自分の心の本音を言える状況を作っておくといいのかなと思います」と語っていた。

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