テレビ朝日が3月2日の午後1時55分～同3時20分に、元プロテニス選手でスポーツキャスターの松岡修造さんがMCを務める特番「松岡修造のみんながん晴れ～未来を晴れやかにする人を発掘！～」を放送することが分かった。米価高騰が続く中、コスト削減を可能にする新肥料を開発した宮城県の農業高校や、プロスケーターの羽生結弦さんを支える“レジェンド氷職人”、人気の少年野球チームを束ねる85歳のコーチなど、未来を晴れやかにする人たちを特集する。

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　同番組は、テレビ朝日がさまざまな番組を通して“より良い世界”と“新たな未来”を見据える「未来をここからプロジェクト」の一環。同プロジェクトでは、テレビ朝日の報道情報番組が2月23日～3月2日の8日間にわたり、気候変動やエネルギー危機などを掘り下げる企画や特集を発信していく。

　「羽鳥慎一モーニングショー」（月～金曜午前8時）では、ウニ漁存続の危機に瀕（ひん）する「海藻が消えた海」の実情と保護活動、藻類の成長を促す「環境活性コンクリート」について取り上げ、おなじみのコメンテーター陣がSDGsについて議論する。

　「大下容子ワイド！スクランブル」（月～金曜午前10時25分、一部地域を除く）では連日、SDGs関連企画を放送。今年開催される大阪・関西万博の屋根にも採用された「食べられるセメント」から、アマゾンを撮影し続ける日本人写真家の活動まで、多角的な視点で取り上げる。

　「ANNニュース」（平日・土曜午前11時45分）では日本初のセルフ透析施設や、シニアの孤独・孤立を防ぐ「高齢者食堂」など、幅広いテーマのニュースを送る。

　夕方の「スーパーJチャンネル」（月～金曜午後4時48分、一部地域を除く）では、2006年に「星空観察」1位として環境省に認定された長野県阿智村（あちむら）の村おこしを取材。大都市から離れた人口6000人の村に、年間約15万人が訪れるまでになった星空の村の“奇跡”に迫る。

　「報道ステーション」（月～金曜午後9時54分）では、カザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖・アラル海を取材。かつて日本の東北地方とほぼ同じ面積だったが、半世紀で10分の1にまで縮小している現状と、アラル海の再生に挑む日本人女性の奮闘を追う。

　3月1日と2日の「グッド！モーニング」（土曜午前6時、日曜午前5時50分、一部地域を除く）では、SDGsと真摯（しんし）に向き合う施設から人気コーナー「お天気検定」を生中継。お天気検定に参加しながら、各施設の取り組みについて学べる企画となっている。

　1日の「しあわせのたね。」（土曜午前9時55分、一部地域を除く）では、「布ぞうりが身近な社会課題を解決」と題し、暮らしを未来へ紡ぐために活動する人を紹介。同日の「サタデーステーション」（土曜午後8時54分）では、核兵器廃絶に向けた若者のアクションに着目。国連で開催される「核兵器禁止条約締約国会議」を前に、唯一の戦争被爆国である日本に暮らす若者が“被爆地のメッセージ”をどう伝えるのか、スピーチを行う予定の長崎の高校生の活動を取材する。

　2日の「ANNスーパーJチャンネル」（日曜午後5時半、一部地域を除く）では「『サーキュラーエコノミー』のいま」と題し、産廃会社の工場を取材。水平リサイクル（使用済みの製品を原料に、同じ製品を新たに製造すること）は本当に進んでいるのか、その現状と課題をリポートする。