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コミケ:徳川美術館が出展 「刀剣乱舞」効果で学生の来館3倍に

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日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット91」に出展した徳川美術館のブース「名古屋にあります。徳川美術館」

 東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)91」の企業ブースに、名古屋市東区の徳川美術館が出展(西2ホール2911)した。日本刀を擬人化した人気ブラウザーゲーム「刀剣乱舞」の人気で、同館に女子高校生などの若い来館が増えたのがきっかけだ。

 徳川美術館は、江戸時代の御三家・尾張徳川家の大名道具を収蔵している。特に日本刀の所蔵は1000振りあるといい、所蔵数としては日本最多。「刀剣乱舞」のキャラクターのモデルになった刀「鯰尾藤四郎」「後藤藤四郎」「物吉貞宗」の3振り所有していることから、ゲームの人気とともに刀を見たい若い女性の来館者が増えたという。ブーム以前と以後で比べると、学生の来館者が3倍になったという。

 しかしそうした来館者から「歴史が好きでもないのに、来て迷惑ではないか」「キャラが好きで来たのは、動機が不純ではないか」と相談されて驚いたという。同館管理部の吉川由紀さんは「ウチが敷居が高いのは間違いないが、そんなふうに思われているとは想像してなかった。日本刀に興味を持ち、実際に見てくれることが何より。今では日本刀の魅力に取り付かれ、こちらが驚くようなマニアックな質問をしてくれる子もいる」と喜んでいる。

 同館がコミケに出展するのは、今夏に続いてで2回目で、「徳川美術館の名刀」(1000円)や「尾張徳川家の雛(ひな)まつり」(840円)、同館のベストセラー「国宝源氏物語絵巻」(2300円)などを販売している。吉川さんは「ゲームも刀も文化。垣根を越えて楽しんでもらえたら」と話している。

 コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。ブースには、同人誌を販売する一般ブースと商業作品を扱う企業ブースがあり、企業ブースは、95年夏から導入され、96年冬から本格的にスタートした。企業ブースは出版社やアニメ会社、ゲームメーカーの出展が大半だったが、近年はホンダやグーグル、マイクロソフトなどさまざまな“無縁企業”が出展している。31日まで。

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