名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催されている日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット(コミケ)91」の企業ブースに、名古屋市東区の徳川美術館が出展(西2ホール2911)した。日本刀を擬人化した人気ブラウザーゲーム「刀剣乱舞」の人気で、同館に女子高校生などの若い来館が増えたのがきっかけだ。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
徳川美術館は、江戸時代の御三家・尾張徳川家の大名道具を収蔵している。特に日本刀の所蔵は1000振りあるといい、所蔵数としては日本最多。「刀剣乱舞」のキャラクターのモデルになった刀「鯰尾藤四郎」「後藤藤四郎」「物吉貞宗」の3振り所有していることから、ゲームの人気とともに刀を見たい若い女性の来館者が増えたという。ブーム以前と以後で比べると、学生の来館者が3倍になったという。
しかしそうした来館者から「歴史が好きでもないのに、来て迷惑ではないか」「キャラが好きで来たのは、動機が不純ではないか」と相談されて驚いたという。同館管理部の吉川由紀さんは「ウチが敷居が高いのは間違いないが、そんなふうに思われているとは想像してなかった。日本刀に興味を持ち、実際に見てくれることが何より。今では日本刀の魅力に取り付かれ、こちらが驚くようなマニアックな質問をしてくれる子もいる」と喜んでいる。
同館がコミケに出展するのは、今夏に続いてで2回目で、「徳川美術館の名刀」(1000円)や「尾張徳川家の雛(ひな)まつり」(840円)、同館のベストセラー「国宝源氏物語絵巻」(2300円)などを販売している。吉川さんは「ゲームも刀も文化。垣根を越えて楽しんでもらえたら」と話している。
コミケは、1975年に始まったマンガや小説、ゲーム、音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催されている。ブースには、同人誌を販売する一般ブースと商業作品を扱う企業ブースがあり、企業ブースは、95年夏から導入され、96年冬から本格的にスタートした。企業ブースは出版社やアニメ会社、ゲームメーカーの出展が大半だったが、近年はホンダやグーグル、マイクロソフトなどさまざまな“無縁企業”が出展している。31日まで。
尾田栄一郎さんの人気マンガが原作のアニメ「ONE PIECE(ワンピース)」のイベントが12月22日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャンプフェスタ2025」内で行われ…
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」で連載され、話題となったタイザン5(ファイブ)さんのマンガが原作のアニメ「タコピーの原罪」のイベントが12月22日、幕張メッセ(千…
1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。12月15~21日は、「サイボーグ009」と「仮面ライダー」の特別展示「仮面ライダー009」が公開されたニュースや「ヤ…
新刊コミックス情報をお伝えする「今週の新刊」。12月23~28日に発売される主なコミックスは約460タイトル。今年9月に約6年半の連載に幕を下ろした「呪術廻戦」29巻と最終30巻…
2024年12月22日 23:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。