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この世界の片隅に:「キネマ旬報ベスト・テン」の日本映画第1位に 劇場版アニメでは28年ぶり

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劇場版アニメ「この世界の片隅に」の一場面(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

 2016年公開の映画から選出する「第90回キネマ旬報ベスト・テン」が10日発表され、日本映画の1位はこうの史代さんのマンガが原作の劇場版アニメ「この世界の片隅に」(片渕須直監督)が選ばれた。同賞にアニメが選出されるのは、1988年の「となりのトトロ」以来28年ぶりとなる。片渕監督は「日本映画監督賞」も受賞した。

 「この世界の片隅に」は、「漫画アクション」(双葉社)で連載され、09年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞したマンガが原作。戦時中、広島・呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争の激化によって崩れていく様子が描かれた。劇場版アニメは、女優ののんさん(能年玲奈から改名)がすずの声優を務めていることも話題になった。累計動員数は86万人、累計興収は11億円を突破している。

 日本映画の2位は、庵野秀明監督の「シン・ゴジラ」。庵野さんは日本映画脚本賞も受賞した。外国映画第1位は、米ニューヨークで実際に起きた飛行機事故を、クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクスさん主演で映画化した「ハドソン川の奇跡」だった。主な受賞は以下の通り(敬称略)。

 ◇個人賞 日本映画監督賞:片渕須直(この世界の片隅に)▽日本映画脚本賞:庵野秀明(シン・ゴジラ)▽主演女優賞:宮沢りえ(湯を沸かすほどの熱い愛)▽主演男優賞:柳楽優弥(ディストラクション・ベイビーズ)▽助演女優賞:杉咲花(湯を沸かすほどの熱い愛ほか)▽助演男優賞:竹原ピストル(永い言い訳)▽新人女優賞:小松菜奈(溺れるナイフほか)▽新人男優賞:村上虹郎(ディストラクション・ベイビーズほか)▽外国映画監督賞:クリント・イーストウッド(ハドソン川の奇跡)

 ◇2016年 日本映画ベスト・テン (1)この世界の片隅に(2)シン・ゴジラ(3)淵に立つ(4)ディストラクション・ベイビーズ(5)永い言い訳(6)リップヴァンウィンクルの花嫁(7)湯を沸かすほどの熱い愛(8)クリーピー 偽りの隣人(9)オーバー・フェンス(10)怒り

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