浜野謙太:松井玲奈と初共演で意気投合 ポジティブしりとりで「頭が良い」

2月6日から4夜連続で放送されるオムニバスドラマ「名古屋行き最終列車2017」の一場面。浜野謙太さん(左)と松井玲奈さん=メ~テレ提供
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2月6日から4夜連続で放送されるオムニバスドラマ「名古屋行き最終列車2017」の一場面。浜野謙太さん(左)と松井玲奈さん=メ~テレ提供

 東海エリアで2月6日から4夜連続のオムニバスドラマ「名古屋行き最終列車2017」(メ~テレ)が放送される。名古屋鉄道(名鉄)を舞台に12年から放送されているシリーズで、毎年、松井玲奈さんがオムニバスのうち1作で主演しており、今年はミュージシャンで俳優の浜野謙太さんと初共演する。トロンボーンに魅了されてストリートで演奏を始める青年、柏木隆を演じる浜野さんに話を聞いた。

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 ◇松井玲奈とポジティブしりとり 「頭が良い」

 浜野さんは、松井さんが昨年、出演した連続ドラマ「ニーチェ先生」を見ており、「すごいぶっ飛んだキャラができる人。『可愛い子』とか『きれいな女性』にとどまらない演技ができる人なんだ」という認識があったという。

 今回は、松井さん演じる広告代理店を失業した吉川一美の行動によって、柏木がある勘違いをしていく……という物語で、お互いに“キレ合う”シーンがあったといい、「すごく楽しかった。ちゃんと罵声を浴びせてくれるっていうのは気持ちいいですよね」と笑顔を見せる。

 2人は、松井さんが浜野さんのファンだったこともあり意気投合。撮影の待ち時間は、ポジティブなフレーズでやりとりする「ポジティブしりとり」で盛り上がった。

 ポジティブしりとりは「『利害が一致』とか『切磋琢磨』『育児休暇』『ルーツが公家』とか、みんなが(ポジティブだと)納得するようなフレーズ」で行う遊びだといい、浜野さんは「(松井さんは)頭が良いです。(年齢が)10歳離れているのに『ポジティブしりとり』で盛り上がれるっていうのはなかなか(ない)。ちょっと毒も入っていないと……。すごく楽しかった」とうれしそうに振り返った。

 ◇「在日ファンク」10周年 「息子が幼稚園に…」とパパの顔も

 俳優としてドラマや映画に出演するほか、バラエティー番組にも出演。ミュージシャンとしても活躍する浜野さん。マルチな才能を褒められることも多いというが、「あれもこれもやってバタバタなんですよ。わりとガタガタというか……」と照れたように笑う。

 今年は、ボーカルを務める7人組バンド「在日ファンク」が結成10周年。「役者としては(オファーを)いただけるので、何かしら求めてもらえているものがあるのかなと実感がある。音楽は、まだまだ『コレなんだ』という形がある気がしなくて、それをちゃんと示したいですね」と明かす。

 また、「息子が幼稚園に上がるので、自分もしっかりしたい」とパパの顔も。「若いうちは、なんでも仕事を引き受けて、そうしないと嫌われちゃうんじゃないかなっていう(気持ちもあった)。ただ自分がやるべきことが分かっていれば、落ち着いてくるのかな。もう一段、大人の仕事の仕方をしたいですね」と笑顔を見せた。

 「名古屋行き最終列車」は今回が第5弾。同局の開局55周年記念番組として制作、放送される。名古屋へ向かう最終列車で繰り広げられる人間ドラマを描いたヒューマンコメディー。東海エリアで2月6日から4夜連続で深夜0時20分に放送。

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