宮澤エマ:「産まない女はダメですか?」で連ドラ初主演 予期せぬ妊娠に揺らぐ主人公に

連続ドラマ「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」で主演を務める宮澤エマさん(中央)と共演の浅香航大さん(左)、北山宏光さん (C)「産まない女はダメですか?」製作委員会
1 / 5
連続ドラマ「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」で主演を務める宮澤エマさん(中央)と共演の浅香航大さん(左)、北山宏光さん (C)「産まない女はダメですか?」製作委員会

 俳優の宮澤エマさんが3月30日スタートのテレビ東京系連続ドラマ「産まない女はダメですか? DINKsのトツキトオカ」(月曜午後11時6分)で主演を務めることが明らかになった。宮澤さんが連続ドラマの主演を務めるのは初めてで、子供を持たない人生を選んだはずが、予期せぬ妊娠に揺らぐ主人公を演じる。

あなたにオススメ

 原作は、「夫の行動が怖すぎる」「共感して泣いた」女性の支持を集めた北実知あつきさんの電子マンガ「DINKsのトツキトオカ 『産まない女』はダメですか?」。「DINKs(Double Income No Kids)」は、共働きで子供を持たない生き方を指す。

 将来自分の店を持つことを夢見るフリーの美容師・金沢アサ(宮澤さん)は、毒親に支配された壮絶な過去から、結婚後は夫・哲也と共に共働きで、意識的に子供を持たない人生を選択する。しかし、最も信頼していた哲也が仕掛けた“罠”により、望まぬ命をその身に宿すことになる。理想と現実の崩壊、社会からの圧力、産むか産まないかの究極の葛藤にアサは苦しむことになる。

 アサと共に子供を持たない選択をしたにも関わらず、密かに父親になる事を夢見ているアサの夫・金沢哲也を演じるのは浅香航大さん。大手メーカー勤務のエリートで、アサの「産まない選択」を尊重する理想的な夫だったが、とある理由から、父親になることを夢見るようになり、避妊具に細工をする。愛という名の支配欲で妻を追い詰め、その人生をコントロールしようとする“笑顔の裏切り者”という役どころだ。

- 広告 -

 アサと同じシェアサロンで働く同僚で、シングルファーザーの緒方誠士を演じるのは北山宏光さん。夫の裏切りに傷ついたアサの良き理解者となり、一番近くで彼女を支え続ける存在となる。家庭という“密室”で追い詰められていくアサの孤独と恐怖にいち早く気づき、傷ついた心を不器用ながらも包み込む唯一の理解者となっていく。

 ◇宮澤エマさんのコメント

 最初にお話を頂いた際、センセーショナルな題名に驚き、慎重な気持ちで原作漫画を読み始めました。心が抉られる展開に夢中になり、とにかく結末が知りたくて一気に読み進めました。この作品で語られる「家族」「夫婦」「子供」に関しては様々な意見や価値観が当然ありますし、ドラマチックな物語がどんな物議を醸すのか未知数で、アサという役をお受けするのを躊躇する気持ちも正直ありました。

 でも、とても繊細な題材だからこそドラマというフィクションの中で大事な一石を投じたいという制作陣の熱い想いを聞き、主演を任せて下さるお気持ちにお応えしたいと決意しました。

 望まない状況に翻弄されつつ自分なりの正解を探して必死に立ち向かっていくアサを心の限り繊細に演じたいと思っています。撮影は始まったばかりですが、とにかく観たい!先が知りたい!と毎週思っていただけるように浅香さん、北山さんをはじめ素晴らしいキャストとスタッフの皆様と全力で挑みます。ぜひ応援していただけましたら幸いです。

 ◇浅香航大さんのコメント

 センセーショナルなタイトルのため、覚悟して台本を初読しましたが、登場人物の強烈な台詞や行動に胸が苦しくなりました。誰もが知らずして「母性神話」の類を振りかざしてしまうことがあり得る。僕も母から産まれた一個人として、能動的に学ぶべきことがあると思いました。

 僕の演じるてっちゃんの愚かしさは、もはやホラーです。しかし、人の価値観はそれぞれで、人生や愛について、明確に教わることもなかなかありません。彼は、バイアスのかかった人生を突き進んできたのだと思います。

 てっちゃんの曲技飛行のような感情の動きを是非、楽しんで観ていただきたいです。センシティブな内容となりますが、真摯に向き合い、大胆に楽しんで演じたいと思います。

 ◇北山宏光さんのコメント

 「産まない女はダメですか?」このタイトルを見た時にまず作品の持つ力強さを感じました。読み進めていくうちに、人の幸せというのはそれぞれの考え方、生き方で自由であり男女によっても様々な側面があることを改めて突きつけられました。きっと観だしたら抜けられない、重厚感のある作品になっていくと思います。撮影では、観てくださる方が「自分ならどうするだろう」と考えられる余白を大切にしたいです。緒方の中にある弱さや迷いも含めて、誠実に演じ切れたらと思っています。

 原作のファンの方にも納得していただけるよう最終話まで一つ一つ丁寧に演じていきたいと思いますので、ラストまで是非ご覧ください。

 ◇原作:北実知あつきさんのコメント

 ドラマ化してくださり、とても嬉しく思っております。関係者の皆さま、お力添えくださった皆さま本当にありがとうございます。このお話は、産まないと決めた女性が身籠り、そこから葛藤や裏切りに直面するというドロドロとしたお話です。その中には様々な種類の暴力が出てくると思い描いております。ドラマでは主人公アサがそんな中でどう決断していくか、お話がどう展開していくか、そして役者さまたちがどう演じてくださるか、皆さまに観ていただけたら嬉しいです。

 ◇番組プロデューサー/監督:太田勇さん(テレビ東京 ドラマ室)のコメント

 「産まない女はダメですか?」――今の日本では、なかなか言葉にしづらいこの問いを、ドラマという形でまっすぐ見つめてみようとする作品です。本作で描きたいのは、「産む」「産まない」、どちらを選んでも必ず生まれてしまう葛藤や痛み、悩み、その奥にあるそれぞれの生き方の覚悟と尊厳です。どんな結論も正解・不正解ではなく、「それも一つの選択だ」と社会が等しく認められるようになる、そのきっかけのひとつになれたら幸いです。

 そして――とはいえこれは、真面目な“お勉強ドラマ”ではありません。「え!?そこでそうなるの!?」の連続で、パートナーの裏切りやモラハラ発言、親からの歪んだプレッシャー、狂気じみた初恋の人まで登場し、感情のジェットコースターが止まりません。 特にアサの夫・哲也は、色んな危うさを抱えた“問題だらけ”の夫です。毎週、アサの気持ちになってヒヤヒヤ、ハラハラしながら、その暴走ぶりを楽しんでいただけたらと思います。

写真を見る全 5 枚

テレビ 最新記事