田鎖ブラザーズ:限られたキャストしか“真犯人”知らず 撮影現場でも探り合い?

ドラマ「田鎖ブラザーズ」第1話の一場面(C)TBSスパークル/TBS
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ドラマ「田鎖ブラザーズ」第1話の一場面(C)TBSスパークル/TBS

 俳優の岡田将生さんが主演、染谷将太さんも出演するTBS系金曜ドラマ「田鎖ブラザーズ」(金曜午後10時)の第1話が4月17日に放送された。刑事の兄・田鎖真(岡田さん)と検視官の弟・田鎖稔(染谷さん)の“田鎖ブラザーズ”の両親が、何者かによって殺害される衝撃のシーンから幕を開けた。このドラマを作ったワケや撮影現場でのキャストたちの様子などを、新井順子プロデューサーに聞いた。

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 ドラマは、田鎖ブラザーズが、日々目まぐるしく起こる凶悪事件の捜査に当たりながら、公訴時効が廃止される2日前に時効が成立してしまった31年前の両親殺害事件の真犯人を追うという物語。

 映画「ラストマイル」やドラマ「アンナチュラル」「MIU404」「最愛」といったクライムサスペンスのヒット作を手掛けてきた新井プロデューサーは、「刑事ドラマをもう1回やれないかなと思ったのが最初」といい、「時効というテーマを織り込んで作ったら見応えと言いますか、この現代において意味のあるものになると思いました」と企画意図を説明した。

 TBSのドラマでは、1月期に放送された日曜劇場「リブート」の考察がSNSなどで盛り上がり大きな話題を集めたが、本作においても考察要素は多々あるという。

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 「最初見たら分からなくても、その人が犯人と分かったら違う見方ができるようにしようと思いました。2回目を見る前提で作っているので、過度な演出をしてしまうと、ただただ(視聴者を)だましているだけになったり、感情がつながらなかったりするので、そうならないように脚本家さんや監督とは話をしました」

 ◇すでに怪しい? 謎の男役にずん・飯尾を抜てきしたワケ

 第1話では、田鎖ブラザーズの両親が殺害される直前に謎のノンフィクション作家・津田雄二が、田鎖家を訪ねてくるシーンが描かれた。いかにも物語の鍵を握っていると感じさせるこの役を、なぜお笑いコンビ「ずん」の飯尾和樹さんに託したのか。

 「なじみがあって、いつもはニコニコしているけど普段とは違う雰囲気が出せる人。作品のテーマも重いので、明るいイメージの飯尾さんにお願いしました」

 田鎖ブラザーズを演じる岡田さんと染谷さん、そして犯人役の本人のみに物語の結末を伝え、その他のキャストには結末だけでなく犯人が誰かも伝えていないという。

 結末を知った岡田さんと染谷さんからは「つらいですね」というリアクションもあったといい、「つらいシーンが多いんですよね、最終回に限らず。泣いてばかりの後半戦です」と明かす。

 「撮影現場でも『犯人じゃないですよね?』みたいなやりとりがありました。兄弟(岡田さんと染谷さん)からは『しゃべらないようにするの難しいです』『すごい神経を使います』と言われました(笑)」

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