堺雅人:高畑充希と初の夫婦役 「鎌倉ものがたり」実写映画で主演

映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」に出演する堺雅人さん(右)と高畑充希さん
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映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」に出演する堺雅人さん(右)と高畑充希さん

 俳優の堺雅人さんが、西岸良平さんの人気マンガ「鎌倉ものがたり」を実写化した映画「DESTINY 鎌倉ものがたり」(12月9日公開)に主演することが、分かった。ヒロインは女優の高畑充希さんが務め、堺さんと初の夫婦役を演じる。メガホンを取るのは山崎貴監督で、大ヒット映画「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズのチームが再結集し、製作される。

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 映画は、霊、妖怪、神様が住む古都・鎌倉を舞台にミステリー作家の一色正和が怪事件に挑む姿を描く、「月刊まんがタウン」(双葉社)で連載中の西岸さんの人気マンガ「鎌倉ものがたり」が原作。堺さん、高畑さんのほか、堤真一さん、安藤サクラさん、田中泯さん、國村隼さん、薬師丸ひろ子さん、三浦友和さん、中村玉緒さんも出演する。

 クランクインは1月23日で、堺さんは「『真田丸』以来、1年半ぶりの撮影初日だったので、今日は新鮮な気持ちで臨みました」と回顧し、「いただいた台本を読んだ時、作品世界のあまりの豊かさに、なかなか全貌がつかめませんでした。現場で監督の指示をよく聞いて、完成した映像を楽しみにしたいと思います」と語っている。

 また、高畑さんは「『とと姉ちゃん』以来、1年半ぶりのクランクインだったのですごく緊張しましたが、全力でタックルしても受け止めてくれそうな堺さんの包容力にいつしかすっかり安心しきってしまいました」と振り返り、演じる一色の妻・亜紀子について、「原作の中で、亜紀子が小学生に間違われるというエピソードがあるのですが、私自身も20歳を超えてから小学生みたいだとからかわれたことがあり、亜紀子さんと通ずるものを感じています」とコメントしている。

 同作の映画化に、山崎監督は「とても喜んでいます。この作品にはたくさんの魔物や幻想的な風景を登場させるつもりです。そんな世界をまるで原作から抜け出してきたような堺さん、高畑さんの二人と一緒に心ゆくまで旅をしてこようと思っています。そしてその中で“本当に大切なもの”についての物語を紡いでいこうと思っています」と意気込んでいる。

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