ちいかわ
第299話 拾魔(9)
12月5日(金)放送分
石ノ森章太郎の人気マンガ「サイボーグ009」のフル3DCGの新作アニメ「CYBORG009 CALL OF JUSTICE」が10日、動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で配信される。アニメは約400人にも及ぶスタッフが参加し、55体ものキャラクターの3Dモデルが制作されたという。同作を手がけたOLMデジタルのスタッフにアニメの制作について聞いた。
あなたにオススメ
朝ドラ「ばけばけ」徹底特集! 高石あかりがヒロインに
「サイボーグ009」は、悪の組織ブラックゴースト団によってサイボーグにされた島村ジョーら9人の戦士が、ギルモア博士とともに正義のために戦う姿を描いたマンガ。新作は同作の映像化50周年を記念して制作された完全オリジナルストーリーで、「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズなどの神山健治さんが総監督、「蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-」などに参加してきた柿本広大さんが監督を務めた。全3章が昨年11~12月に劇場公開され、今春にネットフリックスで配信されることになった。
「パックワールド」「ルドルフとイッパイアッテナ」などを制作してきたアニメ制作会社のOLMデジタルが、今作のキャラクターデザイン、モデリング、レイアウトなどを担当。脚本、絵コンテなどは3月公開の劇場版アニメ「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」などを製作することも話題のシグナルMDが手掛けた。
企画のスタートから約2年かけてアニメは制作され、各章のレイアウトに約4カ月、アニメーションに約8カ月を費やしたという。キャラクターの3Dモデルは55体にもおよび、メインキャラクターは衣装の違い、ダメージの表現などによってそれぞれ4、5体のモデルが作られた。さらに200種類以上の小物類、100以上の背景用の素材も作られ、担当者によると3Dモデルの数は「多い方かもしれない」という。
通常は一人のスタッフが一つのカットを手がけることも多いが、今作はレイアウト、アニメーション、エフェクト、仕上げなどの専門のスタッフを分業で制作したという。分業制にしたのは効率化を図るためで、担当者は「工程を分けた方がスタッフが集中できる。作業のスピードが違う」と語る。
少し乱暴な説明ではあるが、セルアニメはパラパラマンガのようなものであるのに対し、3DCGアニメは人形を作り、セットに配置して、カメラで撮影する……という工程をコンピューター上で行う。3DCGアニメはダイナミックな動きが得意とも言われているが、担当者は「たくさんのキャラクターが登場するシーンは難易度が高いですね。ジョン・ウー(監督の映画)のようにカメラを動かそうとすると大変です。特にアクションシーンは大変ですが、面白いところでもあります」とも話す。
3DCGによって派手なアクションなど進化した名作「サイボーグ009」。スタッフの“技”も注目だ。
アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)」に登場するドゥー・ムラサメのフィギュア「Lucreaらいと 機動戦士Gundam GQuuuuuuX ドゥー・ム…
ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督・バイロン・ハワード監督)の日本版に堂本光一さんがカメオ出演していることが12月6日、明らかになった。堂本さんが…
「聲の形(こえのかたち)」で知られる大今良時さんのマンガが原作のテレビアニメ「不滅のあなたへ」のシーズン3「不滅のあなたへ Season3」の第10話「ひとのふり」が、NHK総合…
アニメ「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」に登場するユニコーンガンダムのフィギュア「GUNDAM UNIVERSE RX-0 UNICORN GUNDAM RENEWAL」(バ…
「サイレントメビウス」「快傑蒸気探偵団」などで知られるマンガ家の麻宮騎亜さんが、新作「サイレントメビウスX(クロス)アベンジャーズ」を発表した。「サイレントメビウス」と「アベンジ…
2025年12月06日 16:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。