アイドルグループ「アンジュルム」の元メンバー・田村芽実さんが16日、東京都内で行われた、故・本田美奈子.さんの半生を描いた主演舞台「minakoー太陽になった歌姫ー」の製作発表会見に登場。会見では、本田さんの母親からサプライズの手紙が届き、田村さんは「胸がとてもいっぱいになってしまった」と涙を流し、「お母さんの気持ちとか本田美奈子.さんの思いものせて、本番頑張りたいと思います!」と意気込んだ。
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舞台は、2005年11月6日に急性骨髄性白血病で38歳の若さで亡くなった本田さんの十三回忌にあたる2017年に上演することになったもので、会見には田村さんのほか、野沢トオルさん、城戸裕次さん、高崎俊吾さん、小西優司さん、千葉誠太郎さんが出席し、田村さんによる「アメイジング・グレイス」の生歌唱も行われた。さらに、本田さんの追悼ライブで司会を務めるなど、親交の深かった早見優さんも応援に駆けつけた。
早見さんは「美奈子.ちゃんとはアイドル仲間で、共演の舞台ではすごく励ましてくれた」と回顧。田村さんが「アメイジング・グレイス」を堂々と歌いきると、「美奈子.ちゃんみたいに透き通った歌声ですね。太陽みたい」と絶賛した。会見後は、先日京都市内で線路に無断で立ち入り、京都府警に鉄道営業法違反(線路内への立ち入り)容疑で書類送検されたことについて「処分はまだ、待っているところです」と話していた。
舞台は、東京・渋谷の「CBGKシブゲキ!!」で5月17日から21日(全8回)まで上演。同会場には、本田さんの生前の衣装などが展示された回顧展も開催される予定。