お笑いトリオ「ロバート」の秋山竜次さんが14日、東京都内で行われたパナソニックの衣類スチーマー新商品発表イベントに、トータル・ファッションアドバイザー「YOKO FUCHIGAMI(ヨーコ・フチガミ)」として登場。イベント後の取材でも、終始ヨーコ・フチガミになりきって対応し、「ロバートの秋山さんはどうですか?」と聞かれると、「なんか面白いかな、という感じで見てます。お笑い芸人として真摯(しんし)に笑いをやり、トップクラス。ナンバースリーに入るコメディアン!」と“自画自賛”?して笑いを誘った。
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ヨーコ・フチガミは、秋山さんがさまざまなクリエーターに扮(ふん)してインタビューを受ける、フリーペーパー「honto+」の人気連載「クリエイターズ・ファイル」で誕生したキャラクターの一つ。イベントは、衣類スチーマーの最新作「NI-FS530」(4月21日発売)を紹介するもので、「一番のおしゃれは裸」と明言するヨーコ・フチガミが、同商品で自身のブランドのシャツのシワを美しく伸ばして仕上げ、「シワ撲滅」宣言するという内容だった。
この日は「せっかく東京なので」と、東京への感謝を示したというセカンドブランド「カーカー」のカラスのしっぽ部分を束ねて作ったイヤリングに、国道沿いの中央分離帯に落ちていた布で作ったという「ブンリフチガミ」の服を披露。セカンドブランドを1日四つのペースで作っているといい、秋山さんについては「(自分と同じく)何か(キャラクターを)生み出すスピードがすごいですよね。よく分からない領域に入っています。彼はたぶん、どこが自分でどこがキャラクターなのか分からなくなっているんじゃないでしょうか。月にとんでもない数のカツラをかぶっている」と、その人気ぶりを表現した。
この日のような企業イベントの出演について、ヨーコ・フチガミは「なかなか日本にいる時間が少ないので、たまたまスケジュールが合えば」といい、秋山さんに向けて「個人的には応援しています。本格派ですよ、彼は。実力もありますし、3人組のネタをやってますけれど、ネタもまた面白い。パリにはいつもDVDに焼いて持っていってる」と熱烈に応援。一方で「(秋山さんは)もうかっている?」と聞かれると、「そんな訳ないんじゃないですか? 吉本興業だっけ? そこが全部持っていく……」と苦笑いしていた。