中村悠一:「アトム」前史の若き天馬役に「責任感じる」

アニメ「アトム ザ・ビギニング」の試写会に登場した(左から)井上雄貴さん、中村悠一さん、寺島拓篤さん、佐藤竜雄監督
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アニメ「アトム ザ・ビギニング」の試写会に登場した(左から)井上雄貴さん、中村悠一さん、寺島拓篤さん、佐藤竜雄監督

 声優の中村悠一さんが27日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われたテレビアニメ「アトム ザ・ビギニング」(NHK総合)の試写会に登場した。手塚治虫の名作「鉄腕アトム」の前史を描いたマンガが原作で、アトムを開発することになる若き天馬午太郎を演じる中村さんは「『アトム』につながる物語ということで、プレッシャーもあるし、責任を感じる」と明かし、天馬について「心の揺らぎが少なく、突っ走る。僕としてはやりやすい」と話した。

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 試写会には、アトムの保護者となるお茶の水博士ことお茶の水博志役の寺島拓篤さん、物語のカギとなるロボットA106役の井上雄貴さん、佐藤竜雄監督も登場。寺島さんは「『鉄腕アトム』を意識しないわけにはいかないが、この作品のお茶の水博志を演じています。単体として楽しめる作品にしたい」と語った。

 「アトム ザ・ビギニング」は、2014年12月から「月刊ヒーローズ」(ヒーローズ)で連載中で、「機動警察パトレイバー」「究極超人あ~る」などのゆうきまさみさんがコンセプトワークス、「RIDE BACK(ライドバック)」のカサハラテツローさんがマンガを担当。原因不明の大災害に見舞われた近未来の日本を舞台に、天馬とお茶の水が、大学でロボット研究に励む若き日々が描かれている。

 アニメは、ドラマ「踊る大捜査線」やアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」の本広克行さんが総監督を務め、OLM、Production I.G、SIGNAL.MDが制作する。NHK総合で4月15日から毎週土曜午後11時に放送。全12回。

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