葵わかな:朝ドラ前に“初ヒロイン” 映画「逆光の頃」で高杉真宙と初共演

映画「逆光の頃」に出演する葵わかなさん(C)タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン
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映画「逆光の頃」に出演する葵わかなさん(C)タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン

 女優の葵わかなさんが、高杉真宙さん主演で今年初夏に公開予定の映画「逆光の頃」にヒロインとして出演することが30日、明らかになった。今秋スタートのNHK連続テレビ小説「わろてんか」のヒロインに決定している葵さんだが、ヒロイン役での出演作は今作が初となる。

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 映画は1988~89年に「コミックモーニング」と「モーニングOPEN」(ともに講談社)に連載されたタナカカツキさんのマンガが原作。京都生まれ、京都育ちの、どこにでもいる平凡な高校2年生・赤田孝豊(高杉さん)が、同級生たちとの友情やケンカ、幼なじみの女の子・みこと(葵さん)への恋などを経験していく……という内容。映画「ぼんとリンちゃん」で日本映画監督協会新人賞を受賞した小林啓一監督がメガホンを取る。

 葵さんは「初めてうかがった時はヒロインという役に驚きましたが、台本と原作を読むと世界観がしっかりしている作品だったので、撮影前はその作品の雰囲気をうまく出せるか、役になじめるか、とばかり考えていました」とオファーを受けた当時を振り返り、「現場に入ってからは、監督や孝豊役の高杉さん、方言指導の方とリハーサルやディスカッションを重ねて撮影に挑んだので、一緒に作品を作らせてもらえてるように日々感じられて、とても楽しかったです」とコメントした。

 葵さんと初共演となる高杉さんは「共演するのは初めてですが、一緒に演技をしていて落ち着く方でした」と印象を明かし、「孝豊と葵さん演じるみことは幼なじみという設定ですが、その役の通り、葵さんも隣にいることが違和感なく不思議に感じることなく、セリフの掛け合いを楽しみながら演じることができました」と撮影を振り返っている。

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