コロコロコミック:“小学生のバイブル”が40周年 24年ぶり復活の付録も

小学館の看板マンガ誌「コロコロコミック」5月号の創刊40周年記念号
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小学館の看板マンガ誌「コロコロコミック」5月号の創刊40周年記念号

 「ドラえもん」をはじめとした人気マンガや企画で小学生の心をつかんできたマンガ誌「コロコロコミック」(小学館)が、15日の5月号で創刊40周年を迎える。

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 「コロコロコミック」は1977年4月15日に「ドラえもんがたっぷり読める雑誌」という触れ込みで創刊された。79年から月刊化し、80年代に「ゲームセンターあらし」の人気を受けて拡大。97年には発行部数が200万部を突破するなど小学生を中心に圧倒的な人気を誇っている。

 「ドラえもん」をはじめとした人気マンガのほか、「ミニ四駆」「ハイパーヨーヨー」「ベイブレード」「ポケットモンスター」などのおもちゃやゲームを取り上げて、子供たちの人気コンテンツに育てた。近年でも「妖怪ウォッチ」のブレークのきっかけを作るなど、“小学生のバイブル”として長年愛されている。

 記念号となった5月号には、藤子・F・不二雄の最後の弟子・むぎわらしんたろうさんのマンガ「ドラえもん物語~藤子・F・不二雄先生の背中~(前編)」が掲載される。また付録の「コロコロドラゴンパスポート」が24年ぶりに復活する。550円。

 「ドラえもん物語」は、ドラえもんを生み出した伝説のマンガ家と、ドラえもんが大好きでマンガ家を目指した青年の物語。藤子・F・不二雄の人物像を描きながら、むぎわらさんのマンガのネームに残された藤子・F・不二雄のアドバイスにも触れ、「ドラえもん」を生み出したマンガ家の“創作の秘密”を公開する。マンガは2号連続の企画で、後編は5月15日の「コロコロコミック」6月号に掲載される。

 付録の「コロコロドラゴンパスポート」は、スケジュールや友達リストなどが記入できるパスポートを模したメモ帳。同誌40年の歴史で、今回で5回目の試みとなる。

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