声優の山寺宏一さんが6日、名古屋市内の映画館で行われた米マーベル・スタジオの最新作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(ジェームズ・ガン監督、12日公開)の学生限定特別試写会にサプライズで登場し、舞台あいさつを行った。主人公ピーター・クイルの日本語吹き替えを担当した山寺さんは、「こういうユニークな部分もあるけどかっこいい、ただの二枚目じゃないキャラクターをやりたかったんです。人気声優がたくさんいる中、やらせてもらえて、とてもラッキー」と喜びを語った。
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ピーター・クイルは、お調子者でプレーボーイというキャラクター。山寺さんは、司会者から「ご自身と似ているところは」と聞かれると、「まったくありません!」と即答。「強いていうなら、彼は地球生まれ、お母さんが地球人。僕も地球生まれで、お母さんも地球人です」と話して観客の笑いを誘った。また、観客に向かって「みなさん、深夜アニメとか、(人気アニメ)『おそ松さん』とか、好きなんでしょ? そこに出ている人たちがやりそうな役。昔はこういう役いっぱいやっていたんですよ……。あ、ここはグチを言う場じゃないですね」と自虐風(?)ジョークで笑わせた。
この日は、山寺さんが「おーはー!」と長年MCを務めた子供向け番組「おはスタ」流にあいさつをすると、観客からも「おーはー!」の声が上がり、「子供向け番組はやっておくものだね」とうれしそうな笑み。「僕はもうすぐ56歳。みなさんは息子や娘でもおかしくない世代。若い方々にも、ぜひこの映画を楽しんでほしい」とアピール。また、東海エリア発の男性10人組ユニット「BOYS AND MEN」(ボイメン)のメンバーで「マーベル好き」を公言している本田剛文(たかふみ)さんも駆けつけ、山寺さんに花束を贈呈した。
映画は、2014年に公開された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編。「スター・ロード」ことピーター・クイルをリーダーに、凶暴なアライグマのロケットらで結成された、宇宙のはみ出し者チーム「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」が銀河を救うため奮闘するストーリーで、今回は、「ピーターの父親」と名乗る謎の男エゴが登場し、ピーターの出生に隠された真実が明らかになる。
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