女優・のんさんが31日、復興庁(東京都千代田区)で開かれた「共創力で進む東北プロジェクト」の発表会に登場。プロジェクトの応援キャラクターに就任したのんさんは、自身が主演のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台でもあった東北復興への思いを問われると「少しでも応援になればと思っているので頑張りたい」と話した。さらに「今も足を運ぶ?」と聞かれると笑顔で「メチャクチャ行っています。先週も田植えにうかがいました。花巻で3カ所。手植えも」と東北への愛着を語った。
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プロジェクトのTシャツ姿で登場したのんさんは、アーティスト活動について「元は1人で作ることが多いのですが、最近依頼が来てコラボで作る機会がある。自分(だけ)で作るよりもすごく楽しい」と話した。女優業との比率について「うーん。基本的には考えていない。私は『女優兼創作あーちすと』と名乗っているのですが、女優というのは変わらない。『創作あーちすと』の中に女優が含まれている。表現する、いろいろなことにチャレンジしていきたい」と話した。
「共創力で進む東北プロジェクト」は、復興庁とNECのグループ会社NECソリューションイノベータ(東京都江東区)が手掛ける。課題を公募して、技術やアイデアを持ち寄り短期間でサービスやシステムなどを開発して成果を競う「アイデアソン・ハッカソン」のイベントを開催する。採用された課題は、最大300万円の経費をサポートし、年度末に発表会を開き、復興にとどまらない展開につなげる狙いという。