人気グループ「嵐」の大野智さんが“史上最強の忍び”を演じた映画「忍びの国」(中村義洋監督、7月1日公開)を、忍者のコスチュームで愛知県の魅力をアピールする「服部半蔵忍者隊」が一足先に鑑賞した。忍者隊の三平は、大野さんが殺陣のシーンで見せる身のこなしを「軽やかな避けっぷり」といい、「拙者も学びとうござるな」と感心している。
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映画は、和田竜(わだ・りょう)さんの人気歴史小説「忍びの国」(新潮文庫)を原作にした時代劇エンターテインメント作。戦国時代、天下統一に向けひた走る織田信長が唯一、手出しすることを禁じた国・伊賀の“史上最強の忍び”無門(大野さん)が主人公で、織田軍と伊賀忍び軍団による知略謀略が張り巡らされた壮絶な合戦を描く。7月1、2日は大野さんが登場する舞台あいさつが東京・六本木と大阪・梅田で開催され、その模様が全国の映画館に同時生中継される。
忍者隊は、2015年7月に発足し、名古屋城(名古屋市中区)などでパフォーマンスを披露している。同作の舞台となる三重県伊賀市と名古屋市にルーツを持つことから今回、映画のPRに協力することになった。
映画を鑑賞した服部半蔵は「史実である天正伊賀の乱がどのように表現されておるのか楽しみに拝見させていただいた」といい、「戦国の世の厳しさを描きつつ、時には笑いの場面も。全編を通して緩急があり、誠に面白い映画でござったぞ!」とコメント。七紫は「圧巻のアクションシーンもさることながら忍術、話術、忍んで情報を集めたりと、忍びの本質がよく描かれた映画じゃった。大野殿演じる無門の心の成長も注目して見ていただきたいでございまする」と話している。
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