注目アニメ紹介:「妖怪アパートの幽雅な日常」 妖怪と青年の心の交流を描く

テレビアニメ「妖怪アパートの幽雅な日常」のビジュアル(C) 香月日輪・深山和香・講談社/妖アパ住人組合
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テレビアニメ「妖怪アパートの幽雅な日常」のビジュアル(C) 香月日輪・深山和香・講談社/妖アパ住人組合

 深山和香さんが「月刊少年シリウス」(講談社)で連載中のマンガが原作のテレビアニメ「妖怪アパートの幽雅な日常」が3日から順次、スタートする。2004年に第51回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を授賞し、シリーズ累計500万部を突破している香月日輪さんの人気小説が原作。今回のアニメはマンガがベースになる。

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 両親を亡くし、親戚の家で肩身の狭い生活をしていた主人公の稲葉夕士は高校入学を機に一人暮らしを決意するが、見つけた格安の下宿先・寿荘は、妖怪、幽霊、人間が入り混じって暮らす妖怪アパートだった。それまで心を閉ざしていた夕士が、妖怪たちとの奇妙な共同生活の中で成長していく姿が描かれ、人情味あふれるストーリーが展開する。

 「とある魔術の禁書目録」などの阿部敦さんが夕士、「マクロスF」の中村悠一さんが夕士の親友・長谷泉貴、「峰不二子という女」などの沢城みゆきさんが同じアパートの住人・久賀秋音を演じるほか、声優として石田彰さん、中井和哉さん、森川智之さん、杉田智和さん、釘宮理恵さん、速水奨さん、遊佐浩二さん、子安武人さん、田村睦心さんも出演する。「ドラゴンボール」などの橋本みつおさんが監督を務め、「ドラえもん」などのシンエイ動画が制作を担当する。放送はTOKYO MX、読売テレビ、BS11。

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