女優の米倉涼子さんが現地時間3日、米NYブロードウェーのアンバサダー劇場で主演ミュージカル「CHICAGO」の初日を終えた。ブロードウェーで全11公演を行う米倉さんは、初日を終えて「やり切らないと意味がないので、今になって緊張してきました(笑い)」と話している。
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「CHICAGO」は1975年に米国で初演された、1920年代のジャズ全盛期のシカゴを舞台としたミュージカル。米倉さんは日本語版で2008年と10年に主人公ロキシーを演じ、12年には本家ブロードウェーでも同ミュージカルでアジア人初の主役デビューを飾り、日本人女優としては54年ぶりにブロードウェーでの主演という快挙を達成した。
米倉さんは5年ぶりの再演となる今回の公演について「5年ぶりにブロードウェーに帰ってきて、5年前は自分がやらなきゃいけないという気持ちが強かったのですが、今回はおけいこ中からみんなが大丈夫、と言って励ましてくれました」とコメント。「(オープニングのハシゴをのぼるシーンから)観客の皆さんの反応が聞こえてきて、背中を押してくれました。後ろにたくさんの仲間がいて本当に助かりました」と初日を振り返った。
また、8月には日本公演を控えていることから、「米国人になりたい気持ちでやってきたので、あとNY公演を10回やってスキルアップして日本に帰って、観客の方に喜んでいただけるよう頑張ります」と意気込みを語った。日本公演は8月2日から東京・東急シアターオーブで上演される。