デジモン:2.5次元は人形のデジモンが大暴れ 迫力の進化も

「デジモンアドベンチャー tri.」の舞台版「超進化ステージ『デジモンアドベンチャー tri.』 ~8月1日の冒険~」の様子
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「デジモンアドベンチャー tri.」の舞台版「超進化ステージ『デジモンアドベンチャー tri.』 ~8月1日の冒険~」の様子

 人気アニメ「デジモンアドベンチャー」シリーズの新作「デジモンアドベンチャー tri.」の舞台版「超進化ステージ『デジモンアドベンチャー tri.』 ~8月1日の冒険~」が5日から、Zeppブルーシアター六本木(東京都港区)で上演される。4日、公開ゲネプロが行われ、シリーズ初となる同舞台がお披露目された。

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 マンガやアニメ、ゲームなどが原作の舞台は2次元(マンガなど)と3次元(舞台)が融合した“2.5次元”などと呼ばれ、プロジェクションマッピングを駆使して、アニメなどの世界観を再現するものも多い。一方、「デジモン」の舞台は、人形として再現されたデジモンを人が操り、デジモンの進化シーンも再現されるのが特徴。石田ヤマト役の橋本祥平さんが「人形がステージ上で生きているみたい」と話すように、アグモンやテイルモン、パタモンなどのアナログな人形が“本物”のように舞台上で躍動する。

 八神太一役の松本岳さんが「進化シーンは迫力がある」と自信を見せるように、デジモンの進化シーンも見どころだ。人気曲「brave heart」が流れる中、アニメの進化シーンの映像がステージに映し出され、進化後は巨大な人形が登場する。また、高校生になった太一たち“選ばれし子供たち”が葛藤し、成長する姿も描かれ、「デジモン」らしさにあふれたステージになっている。13日まで。

 「デジモンアドベンチャー」シリーズはバンダイの携帯液晶ゲーム機から生まれたアニメ。1999~2000年に放送された初代「デジモンアドベンチャー」は、小学生の八神太一らがデジタルワールドという世界に飛ばされ、デジタルモンスターと冒険する姿が描かれた。「tri.」は初代の放送開始から15周年を記念して制作された続編。「デジモンアドベンチャー02」の最後の戦いから3年後を舞台に、成長した太一たちの活躍が描かれている。全6章で劇場上映され、第5章が9月30日公開。

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