女優の浜辺美波さんが、俳優の北村匠海さんと主演を務めた映画「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」(月川翔監督)のヒット御礼キャンペーンとして、鯖江高校(福井県鯖江市)や、太宰府天満宮(福岡県太宰府市)などを訪問した。キャンペーンを終えた浜辺さんは「初日より完成披露より、今が一番この作品のことを好きで、こうしたプロモーションが終わってしまうことが寂しいです。『君の膵臓をたべたい』は私にとって“大切になりすぎた作品”です。これから他の作品に出合ってももずっと特別な作品だと思います」と思いを語った。
ウナギノボリ
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映画は、2016年の本屋大賞で2位にランクインし、累計発行部数が200万部を超える人気小説が原作。7月28日に公開され、累計興行収入は32億2500万円、観客動員数は254万8000人に達している。映画の公式サイトでは「映画と原作、双方のリコメンドカードを作成・掲出し互いを応援しよう!」というコンセプトの下、7月1日から書店での「映画×原作 相互応援キャンペーン」と、図書館を中心とした「棚作りコンテスト」を行ってきた。
今回、浜辺さんは15日に「棚作りコンテスト」で最優秀賞となった鯖江高校を訪問。17日には、映画のロケ地であり、浜辺さん自身も思い出の地という福岡での舞台あいさつを行った。また18日には、「映画×原作 相互応援キャンペーン」で最優秀賞に選ばれた「TSUTAYA積文館書店八女店」(福岡県八女市)を訪れ、最後にキャンペーンの締めくくりとして、劇中で浜辺さん演じる桜良が「僕」と一緒に訪れた太宰府天満宮で御礼参りを行った。
映画は、クラスで目立たない存在の「僕」(北村さん)は、膵臓の病を患うクラスメートの桜良(浜辺さん)が書いていた文庫型の闘病日記「共病文庫」を病院の待合室で偶然見つけたことから、次第に桜良と一緒に過ごすようになるが、懸命に生きる桜良の日々はやがて……というストーリー。18年には、劇場版アニメの公開も予定されている。
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