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佐藤健:マンガ原作の実写化への思い、俳優としての今後…大いに語る・下 映画「亜人」主演

映画 マンガ
映画「亜人」に主演している佐藤健さん

 アニメ化もされた人気マンガを実写映画化した「亜人」(本広克行監督)がヒットしている。不死身の新人類「亜人」を巡る戦いを描いたアクション大作で、俳優の佐藤健さんが主人公の研修医の永井圭を、綾野剛さんが亜人のテロリストの佐藤を演じている。主演の佐藤さんが、マンガ原作の実写化について、また俳優としての今後などについて語った。

 ◇不死身の新人類「亜人」と分かった圭は…

 「亜人」は2012年に「good!アフタヌーン」(講談社)で連載を開始した桜井画門さんの同名マンガが原作。トラックと衝突して死亡したことで、不死身の新人類「亜人」であることが発覚した研修医・圭(佐藤さん)は、懸賞金目当ての人々や警察に追われる身となる。そんな圭に、同じく亜人のテロリスト、佐藤(綾野さん)が手を差し伸べるが、国家転覆を謀る佐藤に、圭は加担することができず……というストーリー。厚生労働省の亜人担当職員・戸崎役を玉山鉄二さんが演じ、そのほか城田優さん、千葉雄大さん、川栄李奈さん、山田裕貴さん、浜辺美波さん、品川祐さん、吉行和子さんらが出演。また人気声優の鈴村健一さん、宮野真守さんも出演している。

 ◇密度の濃いアクション映画

 ――この作品で一番ここを見てほしいところは?

 単純にドキドキ、ワクワクしてほしいです。それを目指して作った映画なので。「亜人」のマンガ、アニメは心理描写だったり、死なないということのテーマ性などいろんなことを描いてますけど、それらを2時間の映画で描くと欲張り過ぎて中途半端になってしまうのは目に見えていたので、今回はあえて、できるだけテーマ性などを抑えて、エンターテインメントに特化した作品を作りたい、それが絶対にベストな選択だと思っていました。だから、ただただ興奮してほしい。密度の濃いアクション映画になっているし、それに最高に合う音楽もつけていただいたし。いままで見たことのないアクション、亜人だからこそできるアクションを詰め込んだので、かなり斬新なアクションエンターテインメントになっています。

 ◇マンガやアニメの実写化には…

 ――今年、マンガやアニメを実写化する作品が多く公開されています。この作品もその一つですが、こういう傾向についてどう感じますか。

 「時代」だなと思います。それがいいか悪いかは置いておいて、俳優としては逃れられないな、と思います。

 ――実際にご自身でマンガやアニメを見ていて、これを実写化するなら出たいと思うことはありますか。

 ありますし、俳優たちは皆、探してますね。そういう時代なので。マンガ原作の映像化がこの先も何年かはブームになるでしょうし、結局、ヒットランキングみたいなものを見てもマンガからの実写化などがほとんどなので、だったら自分たちから動こうと思って、マンガを読んでいますし、常に実写化したらどうなんだろうという目で見て、探しています。

 ――今後もそういった作品に出演したい?

 そうですね。もちろんオリジナル作があるんだったらやりたいという気持ちもあるし、マンガの実写化などにかかわらず、いいものに出たいというのが基本です。でも、僕はもともと子供のころからマンガやアニメが好きなので、実写化、映像化にはわりと敏感で、(原作ファンが)反対する意味も分かるし、気持ちも分かる。だから、好きなマンガが実写化されて、他の人が演じられるのを見るより、自分が演じて、なんとかしてでも絶対にいいものを作りたいという気持ちもあります。

 ――ご自身が出られていない今年公開されるマンガ原作の作品で気になるものは?

 多分、全部見ますが、「東京喰種」は気になっていました。

 ◇俳優としての目標は

 ――佐藤さんが今後、目指す俳優像は?

 やることは明快です。いい作品にできるだけ出たい。その中で自分ができるだけいいパフォーマンスをしたいということです。その連続ですね。結果にはあまり興味がないというか、意識はしていないですけど、少なくともこれまで10年間、そういうモチベーションでやってきた結果、僕が出るから見てみようと思ってくれる人がいたり、僕が出るからきっと面白いだろうと期待してくれる人がいたりするので、そういう方たちの期待を裏切りたくはないなという気持ちはあります。

 ――今後出てみたい作品は?

 いろんなことをやりたいんです。今もいろんなことをやらせてもらっていますが、結局、ないものねだりで、アクションを撮り終わった後はコメディーをやりたくなったり、感動的な作品を撮り終わった後は、体を動かしたくなったりするので、そのときどきの気分はあるけれど、いろんないい作品に出たいですね。

 <プロフィル>

 さとう・たける 1989年3月21日生まれ、埼玉県出身。2007年、ドラマ「仮面ライダー電王」(テレビ朝日)で初主演を飾る。ドラマは「ROOKIES」(08年)、「ブラッディ・マンデイ」(08年)、「メイちゃんの執事」(09年)、NHK大河ドラマ「龍馬伝」(10年)、「天皇の料理番」(15年、主演)などに出演。映画は「BECK」(10年)、「るろうに剣心」(12年、主演)、「リアル~完全なる首長竜の日~」(13年、主演)、「カノジョは嘘を愛しすぎてる」(13年、主演)、「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」(14年、主演)に出演。また舞台「ロミオ&ジュリエット」(12年、主演)などに出演した。近年は、15年に映画「バクマン。」に主演、16年は主演映画「世界から猫が消えたなら」、「何者」が公開。今年は「亜人」に続いて、12月16日には主演映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」、18年には映画「いぬやしき」「ハード・コア」が公開予定。また、18年4月からNHK連続テレビ小説「半分、青い。」に出演。

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